2025年6月23日 TENGAパワー｜次元上昇日記｜辛酸なめ子

久しぶりにハラカドに行き、TENGA創業20周年を記念した創業者の「松本光一展」に伺いました。期間は短くて6/25まで。松本光一氏の発想やクリエイティビティに触れられる展示です。2階のお店ではなく3階の特設会場で行われていました。最初店舗に行ったらお客さんが、店員さんに、キツめがいいです、と相談するのが聞こえてきました。

会場には年表や、松本社長の机の再現、スケッチブックや数々の発明品が展示されていました。まず視界に入ったのは、実際に宇宙に行って帰ってきたTENGAロケット。ミサイルっぽい好戦的な形態がかっこいいです。

そのロケット工場で作られたのが、「TENGA WORK OUT GEAR」。TENGAを手に持って往復運動をしながら上腕二頭筋が鍛えられるトレーニングアイテムだそうです。展示品を持ってみたら両手で持ち上げるのがやっとの重量感。これで往復運動はかなりキツいです。4.5キロもあるそうで……。途中で手を離してしまったら大変なことに。社員の方によると今まで事故の報告はないそうです。55000円と高額ながら200個も売れているヒット商品だと伺いました。世界のどこにもないアイテムです。

他にも、温かくなるTENGAや、世界3大デザインアワードのプロダクトデザイン賞を受賞したロングヒット商品、「TENGA 3D」など印象的なラインナップでした。TENGA 3Dなら、リモート会議の後ろに映り込んでも大丈夫そうです。松本社長の仕事環境を再現した机には、まるでレオナルド・ダ・ヴィンチの設計図のような、TENGAのアイディアのスケッチなど置かれていました。
この日頭が痛かったのですが、展示を見たら不思議と元気になりました。精力を注入されたのかもしれません。

セルフプレジャーと「筋トレ」の融合を実現したトレーニングアイテム。想像以上の重さでした。

展示といえば銀座の遺産的な建物、奥野ビルのギャラリーカメリアさんで、手書きメモと展評をテーマにした「I氏の展覧会」が始まりました。美術評論家I氏の手書きの展評がすごい迫力です。一般の応募してくださった方々の作品も力作が揃っています。
私もさり気なく、自分の汚い字のメモと、できあがった記事を並べて展示。また、小さいコーナーで、自分の汚い手書きのメモを素材にした魔除けのアイテムを展示しています。6/23から6/28までで、トークイベントはもう閉め切ってしまいましたが、銀座あたりに起こしの際はよろしかったらお立ち寄りください。

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前回:2025年6月22日魔除けのライフハック

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