【東洋二十四節気 星占い6月5日～】「芒種」の時期の運勢小池雅章（青山五行）（占術家　「青山五行」創始者）

四季折々の暮らしに欠かせない歳時記。昔から伝わる、季節の行事にあわせた暮らし方には日々の健康や開運・幸せになる知恵がたくさんつまっています。

そしてこれはあまり知られていないことですが、歳時記のもととなる二十四節気と、星占いをつかさどるホロスコープの運行には密接な関係があるのです。

本連載では、6月5日から始まる「芒種」の時期の過ごし方について、12星座を前半・後半にわけた「東洋二十四節気星占い」でアドバイスします。

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初候 6月  5日～10日　蟷螂生（かまきり　しょうず）

次候 6月11日～15日　腐草為蛍（くされたるくさ　ほたるとなる）

末候 6月16日～20日　梅子黄（うめのみ　きばむ）

 

太陽が双子座15度に入り、東洋二十四節気では「芒種」となります。東洋暦ではここからが6月で月の干支は「 壬午 (みずのえうま)」です。

午は南斗の王で、十二支では北斗の子と対立します。午は南で夏、子は北で冬とされています。ちなみに十二支で一番強いものは、始めから決まっていて、北斗の帝王「子」次いで南の「午」、次に西の「酉」最後に東の「卯」であります。

また、この芒種の「芒」は、イネ科の植物の穂先にある細い毛のような部分を指していて、「芒」は訓読みで「のぎ」と読み、漢字の偏の禾(のぎ)と同じ意味です。

芒種とは、穂の出る穀物の種をまく時期という意味で、特に米を指しています。東南アジアなどは田に直接、種をまきますが、日本では水田に直接、種をまかず苗代で育ててから田植えをする方法で米を大事にして来ました。そして育った苗を「早苗」「玉苗」などと呼び寿ぎます。「玉」という尊称をつけるほど大切にしてきたのです。現在は品種改良も進んで寒冷に耐えるものも多いので、田植えの時期は早まっているようです。

以前にも触れましたが、日本の神事はお米に関わるものが殆どであり、米中心の文化や生活習慣、そして宗教にまでもその影響は及びます。現代人は米を食べなくなったと言い、減反や休田政策などが当たり前になった途端に、昨今の米不足と、一年足らずで価格が倍以上にも跳ね上がるという、まさに古来の日本の中心でもあった米作をないがしろにしてきた罰が当たった如き有様。皇室の神事に始まり、寒村での米の収穫祭まで、日本の隅々まで浸透した米中心の文化を見直す事を求められているのかもしれません。

欧米化の小麦食も良いですが、やはり「身土不二」と言われるように、自分の生まれた所の土で出来たものを食して身を育てるといった、生物の基本を忘れてはいけないのではないでしょうか。個人的偏見にはなりますが、同じお米でも輸入に頼った途端に「身土不二」ではなく、栄養素のみとなり、その土地の生命力は我々の身体には入ってこないような気がしてしまいます。

小さい頃の夏休み、田舎の親戚の家に泊まっていて、大きなザルで天日干ししている梅干を一つくすねて、炊きたてご飯を5杯も食べてしまった、ご飯好きな私。日本の食の原風景のような、私の思い出であります。

この「芒種」の季節に、炊きたてご飯の香りと、お米の有難さを少しでも感じていただければ嬉しい限りです。

二十四節気星占いでみる、6月5日～6月20日の運勢

牡羊座前半生まれ＝春分生まれ

このところ、あなたの運気は大きな変動を見せております。理想と現実の狭間で色々と考えた末に、ある計画を実現させる為の行動に移ってゆくかもしれません。ただし、色々な個人的な事情などもあって、なかなかもどかしい時となるようです。ここでは先ずは基盤作りから始めると良いでしょう。焦る事なく確実に裾野から始めるのには良きタイミングなので、資金計画や実際の行動計画などを詰めてゆく事が幸運の鍵となります。

 

牡羊座後半生まれ＝清明生まれ

あなたのコミュニケーション能力が大きく花開くような時となります。更にはあなたの言葉が、周囲の人達の心を癒すような効果も期待できそうです。特に11日の満月前後では人気運も高まり、人との交流が増してゆきます。17日頃までは恋愛運も強く、理想の人に巡り合うチャンスもありそうですが、一方でその為にかかる経費も少なくはないようです。それでもここではあまり財布の事は気にしないで、遣える時には遣ったほうが、お金は活きるかもしれません。

 

牡牛座前半生まれ＝穀雨生まれ

運気は大きく変化して行く時となります。もちろん良き意味での上昇と言って良いでしょう。6日からあなたの運気は大きく高揚し始め、先ずはあなたの魅力が輝き出します。そして10日、周囲の人たちとの良き関係が築かれます。18日からはあなたの恋愛運が急激に上昇しますので、このあたりからは恋愛モード突入と言った暗示が強くなります。大きく運気が開花して行く時ですから、何事にも積極的に取り組む事をお勧めいたします。

 

牡牛座後半生まれ＝立夏生まれ

まさに運気好転の前夜と言った暗示が漂う期間となります。家庭内の課題がなかなか解消しなかったり、またその為の費用がかさんだりと問題は多岐に亘るようですが、ここで焦ってはいけません。もう直ぐにあなたを取り巻く環境に大きな良き変化が生じてまいります。これは7月に入ってから顕著になりますので、今はちょうど運気の端境期(はざかいき) と言った期間です。冷静な目を持って、おとなしく状況を観察して行く事が何よりの処方となります。

 

双子座前半生まれ＝小満生まれ

経済についてしっかりと考えると、それに比例して良き結果が生まれてくるようになるといった嬉しい時が始まります。先ずは9日、このあたりから真剣にお金について考え始めると良いでしょう。10日、長期間の経済的な幸運の暗示が潜在する時がきます。出るのも入るのも大きいといった期間が始まり、あなたのコントロール如何では、大きくプラスに転じる事も可能となります。これは長期で考えるといった条件で、焦っては事を仕損じますから、落ち着いてまいりましょう。

 

双子座後半生まれ＝芒種生まれ

9日あたりから運気の流れが変化してきます。これまでは色々な可能性を追い求めてきましたが、ここは現実的、具体的な行動に移してゆくタイミングとなります。絵に描いた餅にしないように、実際に進みださなくてはなりません。11日の満月前後は、やる気も満ちてまいりますので、このあたりからの本格的に行動を開始するのがよろしいと思います。18日を過ぎてしまうとやる気や意欲の衰退などが始まってしまい、遅れをとってしまいそうです。ここが大きなチャンスと思って下さい。

 

蟹座前半生まれ＝夏至生まれ

先ずは9日、頭脳の冴えが始まります。そして10日、可能性が目の前に大きく開かれている事を感じそうです。実際にここから運気の拡大期に入り、近未来のビジョンがあなたの目前に次々に映し出されてゆく事になります。始めから絶好調とは言わないまでも、色々と紆余曲折の末に大きな良き結果を得られるといった暗示です。ただしこれは数ヶ月から半年の期間の事となりますので、ここでは先ずは考える事です。色々な事の青写真を描いてゆく、そんな期間となります。

 

蟹座後半生まれ＝小暑生まれ

経済的には荒波が続いていたようですが、それもこの期間までとなります。落ち着くのは18日を待たなければなりませんが、徐々に小康状態となって行くでしょう。11日の満月は、あなたの仕事に関しての満了を暗示いたします。大きな一つの流れが完成するとか、新たな仕事への移行と言った意味ですから、何らかの刷新があるようです。運気が平静になるのは7月頃からですが、20日くらいからは気持ちも落ち着き冷静さも戻ってくるようです。

 

獅子座前半生まれ＝大暑生まれ

気分はだいぶ落ち着いてまいりました。揺れていた心も均衡を取り戻し運気は盤石となってきます。対人関係においても、望むような落ち着きを見せているはずです。10日あたりからは野望と言っては大袈裟(おおげさ) ですが、心の中に大きなビジョンが生まれてくるようです。社会的ステータスの向上に関しての意識が強く生まれ、色々な挑戦も始まるようになります。18日頃からは金運も高揚して、入るものも出るものも大きくなってゆく暗示、しっかりとコントロールを心がけましょう。

 

獅子座後半生まれ＝立秋生まれ

17日頃までは忙しさがピークとなるようです。これはプラスの意味でお考え頂き、何事にも積極的に全力でぶつかってゆくように致しましょう。きっと良き結果に繋がります。11日の満月はあなたの恋愛感情の高揚などを引き起こし、情熱的になる時です。恋愛もしかり、趣味に興じたり、何かに夢中になって時を忘れてしまうような事もありそうです。18日あたりからは気持ちも落ち着き始めますが、反面何となく物足りないような感じにもなりそうですから、情熱を保ち続ける努力も有用です。

 

乙女座前半生まれ＝処暑生まれ

社会的な人間関係と言った分野での、運気高揚と拡大の期間に入ります。特に9日、10日あたりからその傾向が高まり、数ヶ月、継続するという暗示となっています。仕事上で上位の方との知遇を得たり、仕事に役立つ事を教えてくれる方と知り合えたりと、あなたの職能に大きくプラスになる人物との出会いが示唆されています。人気運も高まり、あなたの評価も自然と高いものになりますので、普段よりも自信を持った態度も有効です。周囲との良き協力関係を築いてゆく好機であります。

 

乙女座後半生まれ＝白露生まれ

最後の仕上げと言った期間となります。これまで手がけてきた事の最終段階です。あなたの独自性が輝く時なので、迷った場合はご自身のやり方を通して正解です。評価も自然と高まりますから、淡々としかも粘り強くこなして行きましょう。11日の満月は、あなたにとっては公私間の葛藤の時、ここでは公的な面や仕事を優先して吉となるでしょう。そして18日あたりからは、心の中の焦燥感のようなものも薄れて行き、落ち着いた言動がとれるようになります。

 

天秤座前半生まれ＝秋分生まれ

大きく運気の流れは変化してゆく渦中となります。先ずは対人関係、パートナーシップ、これまで不安定な面があったとすれば、それらは解消して安定へと向かう暗示となります。そして、社会的評価の上昇が始まります。人気運と言い換えても良いかもしれませんが、あなたの存在感が増してゆく数ヶ月に入りました。幸運の時も長く続くようになり、まさに人生の黄金期と言った期間と言っても良いくらいです。楽しいと思える事も沢山出現してくるでしょう。

 

天秤座後半生まれ＝寒露生まれ

一番のトピックは、このところ続いていた仕事面での少しばかりの低迷が終了するといった事になります。環境や周囲の状況があなたに味方をしてくれる時が始まったようですので、あなたの自由度を活かした言動が上手くはまりそうです。人間関係の煩雑さも18日あたりからは沈静化して、独立性も保たれてゆくようです。基本的には幸運度の高い期間ですから、ご自分の好むように色々と変えてゆくのも良いでしょう。人間関係から仕事まで良き変化を付けられる時であります。

 

蠍座前半生まれ＝霜降生まれ

対人関係、パートナーシップ、これらがある意味、良好すぎて何となく不安が広がるといった傾向がありますが、これは杞憂に過ぎませんからご心配なく。運気は大きく上昇する時に入ります。先ずは自信の復調と言った事から始まり、周囲の人間関係にも幸運の要素が潜む時となって行きます。全ての人間関係が良好になりますので、それが更に新たな自信に繋がってゆくのです。一方で仕事に関しても良き展開が始まります。こちらはゆっくりとですが、確実に進歩してゆくでしょう。

 

蠍座後半生まれ＝立冬生まれ

今まで仕事と人間関係の折り合いが、何となくバランスの良い状態ではなかったのですが、それらが解消する時となります。この期間を過ぎる頃には霧散して行く事でしょう。いっぽう11日の満月前後は、経済に関しての葛藤が起こりやすい時期となります。しかし、これと言った実害はなく焦燥感を抱くだけですから、ご心配には及びません。あれこれと小さな変化の波の生じやすい時ですが、これも良き運気に転換する為の期間とお考え頂き、7月からの幸運に備えて心身を整えておきましょう。

 

射手座前半生まれ＝小雪生まれ

楽しい事が定常化してゆくと言ったら大袈裟な表現でありますが、まさにそのような時の始まりです。これからは、迷ったら好きな方向、楽しい方向に進むと結果的に良好と言った暗示が高まります。楽しく日々を過ごす事がそのまま開運に繋がるといった嬉しい期間なのです。一方で大切な事が周囲との協調です。楽しいと言っても自分勝手ではいけません。上手く協調体制を整えながら周囲と連携し、プライベートでは自分の思うように行動をするという事が必要です。

 

射手座後半生まれ＝大雪生まれ

対人関係やパートナーシップにおいて、まさに関係確立のタイミングとなりました。これまでは多くの可能性がありましたが、ここで安定化に向けて動き出します。一方で仕事に関しても、ここが最後の仕上げと言うか、完成から次の目標を設定するといった時期に入るのです。自信が自然とみなぎる時でもありますから、思った方向に舵を切る事が結果的には幸運に結びつくようです。ここでは好き嫌いの判断で良いと思います。仕事運は今後も数週は上昇傾向ですので、思いがけない幸運にも期待が出来そうです。

 

山羊座前半生まれ＝冬至生まれ

対人関係やパートナーシップに新風が吹き込む時となります。先ずは9日、そして10日と良き変化が暗示されております。これまでの関係の深化もありそうですし、新たな出会いの可能性も高まります。これらの多くはあなたにとっては幸運に作用するものとなります。18日あたりからは、更にスピード感が増して多くの出会いなどが生まれてくるでしょう。一方で、ご自身のこれまでの生活パターンとのバランスが合わなくなったりもするので、スケジュールは慎重に組み合わせて行く事が大切となります。

 

山羊座後半生まれ＝小寒生まれ

仕事運が高揚をしている9日頃までに、やるべき事を片付けてしまうと良いでしょう。その後は低迷するといった訳ではないのですが、周囲との連携も上手くとれている9日までが、良きチャンスでもあるのです。仕事運自体はこの期間の全てで良好で、仕事に徹してゆく事が運気を更に高める事に繋がります。他方で恋愛面では少しばかり注意が必要です。突然の出来事などに上手く対応するのが肝心で、AプランからCプランくらいまで準備しておくと良いでしょう。

 

水瓶座前半生まれ＝大寒生まれ

運気は大きく高揚に向かいます。ここでの一番の幸運は考える力です。元々、天才肌のあなたに更なる思考力が加わるといった暗示が高まります。仕事運も10日あたりから高揚を迎えますので、大きな発展が期待できる時となります。加えて住まいや家族に関した分野にも楽しい事があるといった暗示です。全てに充分な考えを持って対応する事が、今後の更なる開運に繋がってゆくようです。ただし、愛情に執着しすぎるといった暗示も潜在する時ですので、妄執には注意です。

 

水瓶座後半生まれ＝立春生まれ

恋愛とパートナーシップの幸運は継続中です。この期間、特に17日頃までは大きな盛り上がりが期待できそうです。特に11日の満月前後ではあなたの情熱が高まり、心が大きく動かされますので、それに呼応するパートナーの出現なども期待されます。ただし、そちらばかりに気をとられていると、家族間でのトラブルの元ともなりそうですから、上手くバランスをとって行動する事も大切です。恋愛運の盛り上がりは20日までの暗示なので、早めの対応が吉となります。

 

魚座前半生まれ＝雨水生まれ

金運が安定してゆく暗示となりました。また安定に向かった行動をとって行くという暗示ともなるのでしょう。ここでは積極的に何かを検討すると良き結果となりますので、多くの可能性を探って行きましょう。そして10日あたりからは、久々の恋愛モードが始まります。もちろん恋愛以外にも心躍る事全般に縁がありそうですから、思い切って心を解放してみましょう。18日からはパートナーとの楽しい時間も増えそうで、まさに人生を楽しむ期間の始まりとなります。

 

魚座後半生まれ＝啓蟄生まれ

重たく何かがのしかかっていたような運気も去って行きました。当分、あなたにはそのような運気は巡ってきませんので、一安心と言った時の始まりです。ここでのテーマは家族の面倒や仕事に関しての事となりそうです。これも上手く解決できそうですから、この期間中には良き手が打てるはずです。特に家族に関しては明るい暗示となりますので、積極的に変化を付けてみるのも良いでしょう。11日の満月前後で色々と決断ができそうです。

 

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※二十四節気占いについて

二十四節気の区切りは、生まれ年によって若干異なる場合があります。
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