【新連載】「地元民しか知らないハワイ教えます！」絶景ビーチとふわっふわアイスサーシャ（タレント、レポーター、アーティスト）

アロハ～♪ 　大阪生まれ・ハワイ育ちのサーシャです！

青く澄んだ海に、波の音、シェイブアイスとサンセット……この連載では、地元っ子の私だから知っている“ハワイのとっておき”をゆるっと紹介していきます。

第1回は、ワイメア・ビーチやサンセット・ビーチ、そして幼少期から通い続けた“海とわたし”の物語。

いつかあなたがハワイを訪れる日のために、ちょっとだけローカルを覗いてみませんか？

「シャークス・コーブ」や「サンセット・ビーチ」で過ごした青春

私は、アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれ、大阪で育ち、ハワイ・ノースショアへ移住しました。

幼少期は、父が住んでいたシアトルや、テキサスなど、アメリカ本土と行き来していましたが、どこにいても「帰ってきたな〜」と心から感じられるのは、いつもハワイでした。

ハワイにはわたしの大好きな友人たちがいて、何よりも大好きな海がありました。青く透き通る海、心地よい潮風、ゆったりと流れる時間。わたしにとってハワイは単なる住む場所ではなく、「自分自身に戻れる場所」でもあったんです。

放課後の選択肢はいつも一つ、「海、行こ！」。

お金のかかる遊びはほとんどなくて、ただ海に行って、泳いで、笑って過ごす。それだけで最高でした。

わたしたちの間で特に人気だったのが、サーファーのトレーニングの一環としても行われている「岩を持って海の中を歩く」遊び。水の抵抗を受けながら、重たい岩を抱えて海底を歩くのは、まるで自分と海が一体化するような感覚です！　ワイメア・ビーチの大きな岩まで誰が一番早く泳げるか、競争することもありました。

また、ノースショアでは「シャークス・コーブ」や「サンセット・ビーチ」に行くことが日常的なものでした。

特にサンセットビーチの夕焼けは格別で、オレンジと紫に染まる空を見ながら友人たちと語り合う時間は、まさに宝物のような思い出です。

日本からハワイに来た人たちは、浮き輪でぷかぷか浮かびながら海を楽しむことが多いですが、わたしたちはもっとアクティブに海と関わっていました。

誰が一番日焼けしているかを競ったり、誰が一番「ローカルっぽい」かを張り合ったりするのも、わたしたちのコミュニティならではの遊び方でした。

海遊びのあとはふわっふわアイスでチルアウト

また、海遊びしたあとに寄る定番のスポットが「マツモト・シェイブ・アイス」。

ノースショアのハレイバ（※）にあるこのお店は、地元の人たちにとっても、観光客にとっても人気のシェイブ・アイス屋さんです。

シェイブ・アイスは、ハワイのかき氷みたいなおやつです。

カラフルなシロップがかかったふわふわの氷を食べながら、海での思い出を語り合うのが定番でした！

（※一般的には「ハレイワ」と表記しますが、本当はハレイバ、という発音です。Hale/ハレ＝家+IWA/イバ＝鳥）

海だけではありません。ハワイは、多様な文化や価値観が混じり合う場所でもあります。

わたしの友人たちは、ハワイアン、日本人、フィリピン人、ポリネシア系、ラテン系……さまざまなバックグラウンドを持つ人たちばかりでした。みんなそれぞれの文化を尊重し合いながら、ハワイという島の中で共存していました。

わたしにとって、ハワイはただの地図上の場所ではなく、心が安らぎ、素の自分に戻れる場所。

どんなに世界を旅しても、ここに戻ってくると「帰ってきた〜」と感じるのです。

次回は、そんな私の友だちについてお話しします！

【今週の“ハワイ・とっておき”】Waimea Bay Beach Park - ワイメアのサンセット

https://www.gohawaii.com/islands/oahu/regions/north-shore/waimea-bay

ハワイ州オアフ島の北部海岸を「ノースショア」と呼びます。

ここのビーチで育ったといっても言い過ぎではないくらい、長い時間をノースショアの様々なビーチと透明な海で友だちと一緒に遊びました。たくさんの思い出がある、大事な場所です。

ノースショアはサーフィンの名所として世界的にも知られていて、多くのプロサーファーや観光客が訪れます。

なかでもワイメア・ビーチパークは夏は穏やかで驚くほど透明。スノーケルをしたり潜ったり。日が暮れるまで遊んでいました。

そして冬はノースショア特有の巨大な波が上がります！　ビッグウエーブのコンテスト「エディ・アイカウ・サーフ・コンテスト」も行われます。

目の前で上がる巨大な波は圧巻なので、ぜひ一度見にいらしてくださいね♪