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理性と欲望の東京ガイド

2018.05.06 更新 ツイート

第9回

東京半日観光その3 品川駅周辺【リバイバル連載】藤沢数希

GW最終日。海外から大勢の人が疲れて帰ってくる日でもありますが、東京の人出がまだ少なめのこんな時こそ、ゆったり過ごしてはいかがでしょうか。次の大きなお休みのお盆も見据え、こんなコースをご紹介。

お盆こそ都心で過ごそう!

 今年のお盆は沖縄に行こうと思っていて、予約をはじめるとめぼしいホテルが全て満室だった。飛行機もほとんど満席だ。それから行き先をいろいろ変えて、とうとうお盆のプランが決まった。ホテルも電車も飛行機も人でごった返していることだろう。いまはまだ僕は東京にいるのだが、毎年、この時期の東京は本当に過ごしやすい。人が少なくなり、レストランも簡単に予約できるし、いろいろなスポットも空いている。
 そして、毎年、思うのだ。お盆やゴールデンウィークこそ東京を観光しなければいけない、と。

 それにもかかわらず、ゴールデンウィークが過ぎ去り、お盆が過ぎ去ると、大型連休こそ東京だ、という決心はいつの間にか忘れてしまい、結局、毎年プランを決めていろいろと後戻りできなくなってから、飛行機やホテルの予約でてんやわんやになってしまうのだ。だからこそ自戒の念を込めて、来年こそ大型連休は都心で過ごそうという決意とともに、ここに東京のスポットの紹介を書いておこうと思う。

 今回、紹介したいのは品川駅周辺である。この辺はオフィス街なので、お盆は特に空いている。しかし、なかなか見どころがあるところだし、家族で出かけても恋人同士でも十分に楽しめる場所だ。水族館も映画館もボーリング場も、大きな公園も、なんといっても海まであるのだ。
 政治・経済の観点からも、品川駅は今後は東京のビジネスの中心になっていくのかもしれないと期待されている。羽田空港まで20分で行けるし、新幹線のターミナル駅がある。地方に出張するには東京で最も便利な街である。品川駅周辺では、2020年のオリンピックに向けて、さまざまな再開発の計画がはじまっている。となりのJR田町駅との間に、新しい山手線の駅が作られることが決まっている。山手線の新駅は、1971年の西日暮里駅以来になる。また、JR東海が計画しているリニア中央新幹線の東京側の始発が品川駅になることも決まった。

線路側から見るセントラルガーデンのオフィス街(筆者撮影)

 まずは、品川駅周辺の地理を復習しよう。


品川駅から歩いてすぐに海がある

 品川駅といっても品川区ではなく、港区にあることは有名だ。しかし品川区までは歩いてすぐに行ける。品川駅の港南口を出て右手には、前衛的なコンクリートでできたセントラルガーデンがある。ここは所々に大きな木が植えてあり、人工的な水辺も作られ、未来都市の中にできた森のような感じである。セントラルガーデンは、スカイウエイという地上20メートルぐらいのところに作られた大きな歩道で挟まれていて、そこに高層ビルが並んで建っている。金融や商社などのオフィスが多い丸の内や六本木と違い、セントラルガーデンの周りには、ソニー、マイクロソフト、キャノン、三菱重工、KDDI、NTTドコモなどのハイテク企業が集まっている。天王洲アイルのほうに向かって歩いて行くと、最後に高層タワーマンションが建っていて、その向こう側が品川区になる。
 品川区との堺の道路を歩いて行くとすぐに天王州運河があり、もうそこは海につながっているのだ。運河沿いには、おしゃれなレストランやバーが軒を連ねている。じつは品川駅から東京モノレールの天王洲アイル駅までは歩いて25分ほどの距離しかなく、運河沿いのウッドデッキや橋など、なかなかいい散歩コースなのだ。

天王州運河の脇にはオシャレなレストランやバーが軒を連ねる(筆者撮影)。

 今度は反対に、品川駅の高輪口のほうを出て、まっすぐに高輪プリンスホテルの大きな庭沿いに歩いていくと、白金にも30分ぐらいで着いてしまう。品川駅と白金エリアは、じつはタクシーで1000円以内の距離である。
 また、高輪口には水族館や映画館があり、こちらは家族で楽しめるスポットになっている。

 

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理性と欲望の東京ガイド

2020年東京オリンピックの開催が決まった。ときにおちぶれたかのような指摘をされる東京だが、お金を儲けるのも、デートをするのもまだまだ大きな可能性がある。ブログ、メルマガで圧倒的人気を誇る、藤沢さんが経済にも恋愛にも使える東京を縦横無尽に案内。

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藤沢数希

理論物理学、コンピューター・シミュレーションの分野で博士号取得。欧米の研究機関で教鞭を取った後、外資系投資銀行に転身。以後、マーケットの定量分析、経済予測、トレーディング業務などに従事。おもな著書に『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?』『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』『外資系金融の終わり』(ダイヤモンド社)、『反原発の不都合な真実』(新潮社)など。
主宰するブログ「金融日記」は月間100万ページビュー 。
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