夢は終わらない大石祐助

職場の廊下を歩いていると、無数のまばゆい光が目に飛び込んできた。

「消防士になりたい」「医者になりたい」「野球選手になりたい」、カゴいっぱい入った薪に、小学校低学年と思われる可愛らしい文字で純粋で希望に満ちた言葉が綴られていた。

ぼくの職場の横には、キャンプ場があります。おそらく、薪に将来の夢を書き、それを焚火にくべて、願いを叶えようとする企画なのでしょう。そのイベントで使う薪が、職場の廊下に置いてあったのだと思います。