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「なりたい自分」になるシンプルなルール

2022.12.18 公開 ツイート

初代バチェロレッテが自己肯定感を上げる方法は「自分自身にインタビュー」 福田萌子

『バチェラー・ジャパン』の「男女逆転バージョン」として話題になった、婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』。その初代ヒロインを務めたのが、モデルの福田萌子さんです。初の著書『「なりたい自分」になるシンプルなルール』では、福田さんがみずからの経験から生み出した「なりたい自分」になるためのルールを公開。いくつかご紹介しますので、みなさんもぜひ実践してみてください!

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自己肯定感を上げるには?

自分を好きになり、自己肯定感を得るためには、まず自分自身について理解する必要があります。そのために有効なのが、「自分自身にインタビューする」ことです。

(写真:iStock.com/AH86)

憧れの女優さんや著名人などのインタビュー記事を読むと、なんとなく人となりがわかりますよね。それと同じように、改めて自分にインタビューをしてみると、「私ってこういう人間だったんだ」と具体的に見えてきます。たとえば、インタビュー項目はこんな感じです。

 

  • 「あなたは、なにをしているときに喜びを感じますか」
  • 「あなたにとって、心地いい時間とはどんな時間ですか」
  • 「どんなことで落ち込み、どういうときにイライラしますか」
  • 「今まで、どんな出来事や、人のどのような言動で傷つきましたか」
  • 「一人でいる時間の楽しみはなんですか」
  • 「パートナーとはどんな関係を築きたいですか」
  • 「将来的に、どのような人生を送りたいと考えていますか」

 

他人にインタビューするように、“もう一人の自分”が自分にインタビューすることで、考える時間を持つのは大事です。なぜなら、客観的に自分を見つめるトレーニングになるからです。

 

私自身が自分を肯定できるようになった過程はおいおいお伝えしていきますが、決して一気に今の私にたどり着いたわけではありません。福田萌子とはどういう人間なのか、自分自身を理解し、自分の変えるべきところは変え、人生を本当に楽しめるようになったのは、30歳になってからです。

20代の頃の私は、自分というものがわからず、なんとなくモヤモヤしていました。人に合わせることがやさしさだと勘違いしていたため、自分を押し殺して我慢することも少なくありませんでした。

そもそも「私はどんな人間なのか」がわかっていないから、相手に合わせるしかなかったのでしょう。また、自分なりの価値観がなかったため、人の価値観に振り回されやすかったのだと思います。

その結果苦しくなり、心が疲れてしまうことも少なくありませんでした。

 

そこで私は「ねぇ、私はどういう人間なの?」と、わけがわからなくなるくらい自分に問いかけ、アイデンティティについて考えました。考えがぐるぐる頭のなかをまわり、苦しい気持ちにもなりましたが、今思えば、自分を知るために自分と向き合うことは、自己肯定感を上げるための大事なステップだったのだとわかります。

自分と徹底的に対話しよう

今でもときどき、思いがけず感情に振り回され、モヤモヤした気分になることもあります。そういうときは、自分に向き合って、その理由を深掘りして理解するようにしています。その作業を、私は「自分とディスカッションする」と呼んでいます。

(写真:iStock.com/a_crotty)

たとえば、“もう一人の自分”がこう質問したとします。

「ねぇ、あなたはあのとき、なんでモヤモヤした気分になったの?」

その問いに対して、正直に自分の感情を言葉にしてみます。

「相手が私のことを理解していないと感じたから」

「だったらどうして、冷静に自分の言葉で、『私はこう考えている』『私はこう感じている』と言えなかったの?」

「たぶん、嫌われたくなかったからだと思う。それに、生意気だと思われるかもしれないと思うと、口に出す勇気が出なかったのかもしれない」

「でもそれって、問題解決にならないよね。モヤモヤもスッキリとはしないし、理解してもらえないままだったら、結局、同じことの繰り返しになるんじゃないの? それって建設的じゃないよね」

といった感じです。

そして、“もう一人の自分”は、こんなふうに語りかけます。

「じゃあ、決して感情的にならず、相手に寄り添いながら自分の気持ちを伝える話し方を考えてみない? そうしたらモヤモヤも晴れるし、自分を一歩前に進めることができるかもしれないよ」

 

もちろん他人とディスカッションしてもよいですし、それができたとしたら理想的かもしれません。でも大人になると、仕事以外の場でひとつのテーマについて真剣に話し合うことは、あまりないと思います。

また、本当は家族やパートナー、親しいお友だちとディスカッションできればいいのですが、日本にはあまりディスカッションをする文化がないので、なかなか踏み込んだ話はしにくいかもしれません。「こんな話をしたら面倒くさいと思われそう」とか、「相手に負担をかけそう」などと、つい気も遣ってしまうことでしょう。

ですから、まずは自分自身とディスカッションしてみるといいと思います。

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続きは書籍『「なりたい自分」になるシンプルなルール』をご覧ください。

関連書籍

福田萌子『「なりたい自分」になるシンプルなルール』

初代バチェロレッテ、初著書。 アマゾン配信の初代バチェロレッテを務めた著者は、番組では自信に溢れていた。 だが、かつては仕事も私生活もうまくいかず、落ち込んだり、絶望したり、泣くことも多かったという。 自己肯定感も得られず、「私はダメな人間だ」と思いつめた時期もあった。 そこから試行錯誤の末に、現在は「なりたい自分」を実現でき、「生きているだけで幸せ」と思えるようになったという。 本書では、著者が自らの経験から生み出した「なりたい自分」になるためのシンプルなルールを紹介。 12のルールを実践すれば、自己肯定感が上がるだけでなく、つねにハッピーで特別な存在になれる!

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「なりたい自分」になるシンプルなルール

『バチェラー・ジャパン』の「男女逆転バージョン」として話題になった、婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』。その初代ヒロインを務めたのが、モデルの福田萌子さんです。初の著書『「なりたい自分」になるシンプルなルール』では、福田さんがみずからの経験から生み出した「なりたい自分」になるためのルールを紹介。いくつかご紹介しますので、みなさんもぜひ実践してみてください!

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福田萌子

モデル、スポーツトラベラー、トレーナー。TVや雑誌など幅広く活動する。Amazon Prime Video配信の「バチェロレッテ・ジャパン」にて初代バチェロレッテを務め、同世代をはじめとした多くの女性から支持を得ている。 セルフラブへの気づき、日々の自己肯定や自信を養うセミナーも行っている。

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