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2022年上半期の星占い

2021.12.08 更新 ツイート

2022年上半期 しし座の運勢 真木あかり

人気占い師、真木あかりさんの新刊 『2022年上半期 12星座別あなたの運勢』より、12星座別・ご縁の傾向と対策をお伝えいたします。

全体運

優しさを磨き上げるとき。

かつて人生のいろいろなことがうまくいかなくて、ひどく落ち込んだことがありました。そのとき、しし座の人に言われたことが今でも心に残っています。「自分の価値がわからない、元気になれない」とめそめそしている私に、その人は言ったのです。

 

「価値がなくてはダメなのか? 元気がなくてはダメなのか?」

 

驚きました。あまりに驚いて、絶望感が引っ込んでしまったくらいです。といっても、この占いをご覧になっているしし座のみなさんはこのセリフを3度見くらいして「まったく驚く部分はないのだが!?!?!?!?!?!?」と不思議がっておられるかもしれません。

 

しし座の人々は、自己肯定感の塊のような存在です。自分という存在がここにいていい、生きていていいとまるで疑うことなく信じていますし、同じように他者も全面的に肯定します。突然会社をサボっても、元気がなくても、変な恋ばかりしても、「だからダメ」といったことは基本的に考えません。仮にダメ出しするとしても、「お前のそういうところは直せよ」という話であり、その人の人間性までも否定することはないのです。しし座の支配星である太陽が地球をあまねく照らすように、みなを明るく強い肯定の光で照らしています。素晴らしいことです。

 

私が「価値がなくてはダメなのか?」に驚いたのは、しょんぼりしていた自分にその発想がまるでなかったことに加え、「なんてしし座らしい発言なのだろう」と感じたからです。しし座の自己肯定感は骨の髄どころか全細胞にガッツリ入り込んでいます。私たちが「人間は霊長類である」と思っているのと同じレベルで、揺らがない自己肯定感をお持ちです。それゆえに、他人が自己を肯定できない状態がさっぱり理解できず、まっすぐな瞳でド正論を言うのです。

 

「価値がなくてはダメなのか?」

 

このセリフが悪いとは申しません。現に私はことあるごとにこのセリフを思い出しては謎のやる気を出しています。ただ、そのときはひどく傷ついてボロボロになっていたので「いや、今は価値がないと思えてしまうことがつらいのであって……そう思ってしまうなんて、やっぱり自分はダメなんだろうな」などと、少し傷つき直してしまった部分もありました。このセリフを前向きに受け止められるようになったのは、随分経って自信を取り戻してからです。面倒な奴ですみません!

 

しし座の人は2022年上半期、こうした「面倒くささ」を感じることが増えるかもしれません。なぜなら、他者とのかかわりが濃く深くなる星回りであると同時に、「自分が考えていることは、他人にとっても同じだ」と錯覚しやすい星回りだからです。もちろんあなたもヤバい人ではありませんから「全人類、心はひとつ!」などと思ったりはしていないでしょう。自分と他人はあくまで違う「個」であり、100%わかり合えることなどないということは、ご承知のはずです。それでも、とてもナチュラルに“「そういうものだ」となっていること”がいくつかあるのだろうと思います。それは配慮や優しさが足りないわけではなく、むしろ生まれつきそなわった肯定の力による、絶対的な優しさであるはずです。

 

こうしたマインドを持って迎える2022年、5月上旬くらいまでのしし座は仕事でもプライベートでも、誰かに「深入り」するという経験をなさるでしょう。好きな人とより深くお互いの思いをさらけ出し合い、これまでとは異なる本気度合いで生々しい愛情をやり取りするのかもしれません。仕事において、「指示する」「指示される」だけではおさまらない感情を、ぶつけ合うことになるのかもしれません。自分でも驚くほどに相手のことを考え、のめり込むように愛や期待を注いだとき、甘えやズルさ、嫉妬心、欲望といった誰もが普段、隠している感情を目の当たりにするのでしょう。自分の常識が通じないことなどしょっちゅうで、それは相手にとっても同じです。お互いにストレスで、お互いに「自分を変える」という作業を通してしか、うまくやっていくすべはありません。

正直なところ、実に面倒くさいです。でも、これは紛れもなく人間関係の成熟の過程です。ただ一緒にいただけ、ただ楽しいだけの時間からはとても生まれない「つながり合っているという感覚」が、あなたの心に宿るのでしょう。そしてこの時期を通して、太陽のようなあなたの自己肯定感と無条件の優しさは、さらに磨かれていくのだろうと思います。あなたはここにいていいんだ、生きていていいんだ。口に出さなくても、あなたの周りの大切な人々を明るく、暖かく照らしてあげられるはずです。

意義ある学びを通して、想像以上の未来へ。

5月中旬から、あなたの周りの空気がぱっと変わります。5月上旬までは人の心の深いところに目を向けるクローズドな雰囲気のなかにありました。目を向けるものや行動範囲を敢えて絞って、じっくり向き合ってきた人が多いはずです。そこから一気に広い世界、さまざまな方向へと思考を拡散させていくことになります。カメラを切り替えるようにして視界が変わり、これまでとは違うコンテクストのなかでものを考えるようになるのです。これは「遠い場所への旅」にたとえられることもよくあります。

たとえば海外旅行で、生まれ育った場所とはまるで違う環境に身を置いてみると、自分の常識がまるで通じないことにいくつも気づきます。治安は別として、少なくとも文化や風習、国民性、マナーといったものはどちらがいい・悪いということは、単純には言えません。どの国にも、それなりの理由があって様式が形作られています。それでも、海外に出てみて初めてわかる祖国の素晴らしさは多いでしょう。一方で、それと同じくらい祖国のおかしなところ、やりすぎのところといったものも目につくはずです。どれも、生まれ育った国にいたままでは気づきにくいことです。

この時期、実際に旅行や留学をする人は多いのですが、転職や異動、引っ越しといった環境の変化で「遠い場所への旅」的な体験をする人もいます。今までとはまるで違う文化、知らない人だらけの環境にポンと飛び込み、違いを乗り越えて慣れていく。そのこと自体はいつ転職しても、引っ越しをしても同じです。ただ、この時期はとりわけ感覚が冴えるでしょう。経験から学べること、見出せるものは、あなたの心や可能性を大きく広げてくれます。

 

新しく学びの時間を持つことで、視野が変わる人もいそうです。ここでの学びは、「今日勉強したら明日役立つ」「○○のコツ10選」といった、インスタントなものではありません。どちらかというと理解までの道はくねくねと曲がり、いつたどり着くかも予想できず、上りだと思ったら下りだったりもするのでしょう。もしかしたら目的地は、遠く霧の向こうにあってまるで見えないかもしれません。地図すら難解すぎてちんぷんかんぷんかもしれないのです。ただ、そのくねくね道を歩いてこそ――つまり、学んでこそ見えてくる風景というものは、ただぼんやりと過ごしていた頃とはまるで違って見えるでしょう。

 

「今日勉強したら明日役立つ」「○○のコツ 10 選」のような、「○○のために××をする」という選択はいかにも合理的で、正しい行動にように見えます。無駄なく必要な知的装備を揃えられる時代は、私たちの生活をスピーディーに、充実したものに変えてきました。それでも、何らかの目的のためにしたことは、その時点での自分の想像を超えるものではありません。人は自分が想像できる範囲でしか、目的を抱けないからです。まず自分を未知の場所に置いてみる。この時期の体験には、想像を超える面白さと、ワクワクと、発見があることでしょう。こうした時間は、10月いっぱいまで続きます。

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電子書籍『2022年上半期 あなたの運勢』では、ここまでにご紹介した全体運に加えて「仕事運」「恋愛運」も掲載、月ごとの具体的なアドバイスもお読みいただけます。

また、電子書籍購入者のみの特典として、2022年上半期の重要日をお知らせいたします。

※完全版(12星座分)のみの特典となります。星座別の分冊版からはご覧いただけません。恐れ入りますが、ご了承ください。

→2022年上半期の運勢 目次(12星座分)はこちら

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