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脳科学医が教える他人に敏感すぎる人がラクに生きる方法

2020.11.15 更新 ツイート

超過敏は才能のかたまり。太宰治やゴッホも超過敏だった?! 高田明和

他人に誤解されることが多い。昔のことをいつまでも引きずってしまう。人の気持ちを気にしすぎて常に自分を責めてしまう……。

世界で5人に1人が生まれながらに備えているという、刺激に対して非常に反応しやすい気質、HSP(Highly Sensitive Person)。脳科学医でありながら長年この「敏感な気質」で苦しんできたという高田明和さんが執筆された『脳科学医が教える 他人に敏感すぎる人がラクに生きる方法』から、同じように悩む人たちへ、生きづらさとうまく付き合っていく方法をご紹介します。

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超過敏は才能のかたまり

とかく日本人は、「他と違う=悪いこと」と捉えてしまう傾向にあるようです。しかし、世界中の歴史を繙(ひもと)けば、天才といわれる人たちはどこか他と違っていたことがわかるはずです。

エジソン、アインシュタイン、ゴッホ、野口英世、太宰治……彼らは周りからは変人だったといわれています。

なかでも太宰治は、常に自分を苛み、人と比べては落ち込んでばかり。何度かの自殺未遂の末についに玉川上水に身を投げます。しかし、その悩みや苦しみがなければ、彼の作品はこれほどまでに人の心を打たなかったと思うのです。

(写真:iStock.com/popovaphoto)

おそらく、ゴッホも超過敏だったでしょう。20代の頃、彼は聖職者を志望していますが、宗教的なものに惹かれる超過敏はとても多いのです。晩年には耳を切り落とし、その2年後には亡くなりましたが、彼の作品は後世の芸術家に強い影響を残しています。

違うからこそ、人と比べて苦しむことは多いでしょう。しかし、苦しいからこそ太宰がいて、ゴッホがいるのです。敏感さや繊細さを持っていなければ、これほど人を惹きつける作品は生まれなかったかもしれません。

だからといって、苦しみを抱え続けなさいというわけではありません。人と違うことで生きづらさを感じているとしたら、その裏には大きな才能があるということに気づいてほしいのです。自分の才能に気づければ、それは大きな自信になります。仮に他人には理解されなくても、自分にはこれがあるという自負が生まれます。自信と誇りを持てれば、ちょっとくらいつらくたって乗り越えられるのではないでしょうか。

敏感だからこそ見える世界がある

テレビ番組で芸能人の格付けと銘打って、「AとBのどちらが高級品か」というクイズをやっているのを見たことはありませんか。あの問題の多くに正解するには、高級品に触れたことがあるという経験も必要だとは思いますが、それ以上に、敏感さがポイントになってくるのではないかと、私は思います。仮に高級品を知っていても、そうでないものとの違いを感じ取れなければ正解にはたどり着けません。

(写真:iStock.com/liza5450)

また、ただ歌がうまい人と、人の心に響く歌を歌える人は違います。ものすごく歌のうまい友人のカラオケを聞いてもただ上手だと思うだけなのに、ある歌手が音楽番組などで歌っていれば、たとえその場で聞いているわけでなくても、とても感動するということがあります。高い技術力というだけでは説明できないちょっとした違いが、そこにはあるのです。

他の人よりもセンサーが鋭い人は、こうした些細な違いを敏感に感じ取る力と、表現する力に長けているといえるでしょう。敏感でない人には感じ取れないもの、見えない世界が見えているのです。それは、目を閉じているか開けているかほどの違いといっても過言ではありません。

敏感さは、美しいもの、美味おいしいものを人一倍感じ取り、人生を楽しむために天から授かったギフトなのです。確かに嫌なもの、見たくないものが見えてしまうこともあるかもしれませんが、それで引きこもってしまうのはあまりにもったいないのではないでしょうか。

無理は禁物ですが、ぜひ積極的に外に出て、敏感だからこそ感じられる世界の美しさに目を向けてください。生きづらいと感じていた世界が、少しはいいものに見えてくるはずです。

関連書籍

高田明和『脳科学医が教える他人に敏感すぎる人がラクに生きる方法』

私も80年間、HSP(Highly Sensitive Person)に苦しみました。気にしすぎ、真に受けすぎ、人の顔色をうかがいすぎ。 うつ病でもない、性格でもない、今話題のHSPがよくわかる、生きづらさを解消する処方箋。

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脳科学医が教える他人に敏感すぎる人がラクに生きる方法

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