2020年5月6日貴重なマスク｜次元上昇日記｜辛酸なめ子

自粛中、気付いたらもうお昼、もう18時、と時間の進みが早くなっている気がしましたが、実際に刺激が少ないと脳の知覚でそう感じるらしいです。「トカナ」の記事に、時間知覚についてくわしい心理学者の話が載っていました。生活や世界が縮小され、思い出に残る活動ができなくなって、新しい思い出も作れず、時間の認識が短くなるそうです。忙しい時は、時間の中から泡のようにまた時間が発生する感覚がありましたが……。今はそのようなミラクルは起こらず、でも一日一個何かなしとげるだけでも充実感があります。愛用のトイレットペーパーをさんかげつぶりに薬局で見つけて幸せ感に浸ったり、幸せのしきい値が低くなったようですが、それも悪いことじゃないと感じます。

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