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フィンランドで暮らしてみた

2020.01.03 更新 ツイート

フィンランドは年越しもゆるゆるだった芹澤桂

クリスマスの大騒ぎに比べるとフィンランドの年明けはどこか物足りない。一年のハイライトがクリスマスに集中しているので、日本の年末年始のイベントに似たものはたいていそこで終わっている。

 

年賀状がない代わりにフィンランドにおいてはクリスマスカードで、いわゆる「クリスマスカードを交わすだけの仲」の人にしぶしぶ一言そえたカードを送るという行為が12月上旬のうちに済まされているし、お歳暮やお年玉の義理感はクリスマスプレゼントにとても似ていると思う。

「今年こそうちは結構ですって言ってるのにまたもらっちゃったよ」と、お返しの意味でクリスマス前に慌てて駆け込みショッピングに走るのもうちでは恒例になっている。

毎年かなり早くから誰に何をあげて、そのためにはどこで調達して、と計画しているつもりなのに、どうしてもたくさんもらいすぎたり、予期せぬ人からもらったりするのだ。

もちろんプレゼントをもらうのは嬉しいし用意するのも楽しいのだけれど、まあ今年もお世話になったんだし、とお歳暮みたいな気持ちが半分ぐらいあるのも否めない。

クリスマスで人が集まるから大掃除といかないまでも、いつもより綺麗に掃除するのも日本の年末と一緒だ。

 

じゃあ年末年始にまったくなにもないかというとそういうわけでもない。

こっちで初めて年越しをした年におもしろいなと思ったのは、この国にも新年の占いがあることだ。

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フィンランドで暮らしてみた

気づけばフィンランド人と結婚して、ヘルシンキに暮らしてた! しかも子どもまで産んだ!

日本人の大好きな「かわいい北欧」。でも、その実態は?

暮らしてみて初めてわかった、フィンランドのちゃっかり賢く、ざっくり楽しい、意外な一面。

ゆるゆるまったり、マイペースにご紹介。

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芹澤桂 小説家

1983年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2008年「ファディダディ・ストーカーズ」にて第2回パピルス新人賞特別賞を受賞しデビュー。ヘルシンキ在住。

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