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フィンランドで暮らしてみた

2019.12.13 更新 ツイート

フィンランドで産んでみた!(母親学級たいへん篇)芹澤桂

妊娠中、いわゆる「両親学級」は2度あった。これは初めて子供を迎えるときに受けられるレクチャーで、フィンランド語では「家族トレーニング(perhevalmennus)」と呼ばれている。当然、父親となる男性も参加可能だ。

私が参加したときは同じ地域のネウボラに通う、同じ頃に出産予定日を迎える人たちが集められた。開始時刻が午後3時だったのに8割は夫婦揃っての参加だったあたり、フィンランドらしい。私も夫と参加した。

(家族トレーニングの案内)

ではなにをやるのかというと、なんの予備知識もなく参加した私はオムツの替え方や沐浴の仕方を教えられるのだと思っていて、拍子抜けした。

「私は日本人です」と自己紹介してしまう自分

第1回はこんな感じだった。

ネウボラの中にある会議室で、半円状に並べられた椅子に全員が座る。ネウボラおばさん2人が前に立って司会をする。

まずは1人ずつ自己紹介。名前と出産予定日などを順番に立って述べていく。どこに住んでいるのかとか一言加える人もいた。みんなご近所なのでばったり会うかもしれないし将来子供同士友達になるかもしれないことを見据えてだろう。

私は参加者の中で唯一の外国人だった。名前の他に、「日本人です。フィンランド語も少し話します」と言っておいた。

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芹澤桂『ほんとはかわいくないフィンランド』

気づけばフィンランド人と結婚して、ヘルシンキで子どもまで産んでしまった。暮らしてみてわかっ た、ちゃっかり賢く、ざっくり楽しい、フィンランドの意外な一面。裸で大事な会議をしたり、いつで もどこでもソーセージを食べたり、人前で母乳をあげたり……。ちょっと不思議でなるほど納得。「か わいくない北欧」に笑いがこぼれる赤裸々エッセイ。

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フィンランドで暮らしてみた

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ゆるゆるまったり、マイペースにご紹介。

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芹澤桂 小説家

1983年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2008年「ファディダディ・ストーカーズ」にて第2回パピルス新人賞特別賞を受賞しデビュー。ヘルシンキ在住。

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