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県政史上最年少議員に当選した、私が政治家になった理由

2017.03.29 公開 ポスト

だから政治家になった。

落選中の政治家はつらいよ中谷一馬

 27歳という県政史上最年少の若さで神奈川県議会議員に当選し、現在は民進党に所属する政治家・中谷一馬さんの著書『だから政治家になった。』が好評発売中です。

 母子家庭の貧困育ちで元ヤンキー、飲食店経営からIT企業の創業……と異色の経歴を持つ政治家が、自身の波乱の半生と、国政で実現すべき具体的な政策について熱く綴っています。

 2014年、衆議院議員選挙に立候補した中谷さん。すべての私財を投じて挑んだ国政選挙でしたが、落選してしまいます。「政治家は選挙に落ちればただの人」などといわれるように、待っていたのは厳しい日々でした

 *  *  *

 選挙後は、仲間たちと本当に大変な思いをしました。

 少し話が脱線しますが、当時、真剣に結婚を考えている彼女がいました。僕が神奈川県議会議員に立候補をしたときに別れた彼女で、話し合いを重ねた末に結婚を前提に再び付き合うようになっていました。そして、その年のクリスマスにプロポーズをしようと考え、婚約指輪を作りに行って、レストランを予約して、準備を進めていました。

 衆議院議員選挙の公認をもらうことができて、彼女とも順調。順風満帆の有頂天でもうほっくほくの状態だったはずが、突然の解散総選挙に敗北し、落選。プロポーズどころではなくなりました。

 

 県議会議員を辞めて僕自身、収入がなくなり、一緒に頑張ってきてくれたスタッフも職を失ってしまいました。明日からどうやってご飯を食べていくか、という状態で、結婚どころではなくなってしまいました。

 僕自身もまずは、支えてくれた仲間たちの仕事探しからスタート。家族を養っていかなければならないのに、僕が落選したせいで仕事がなくなる人たちがいたので、そのフォローを最優先で行いました。

 また僕自身も、残って一緒に政治活動をしてくれる仲間たちとどうやってご飯を食べていこうかと模索する、そんな日々でした。

 支えてくれたスタッフは、幸い、全員が就職をすることができました。それで僕も少しだけ肩の荷が下りました。

 

 政治の世界では、「人」「物」「金」は自分で集めるのが政治家の器量だとも言われます。

 言うは易しですが、簡単なことではありません。お金持ちの二世、三世ならいざ知らず、特に僕たちのような地盤・看板・鞄など何もない新人が政治の道を目指すことはとても困難で参入障壁が高いのです。

 結局、この問題が解決できずに、政治家を諦めざるを得ない人が多いのも事実です。
 僕の周りにもそんな人が多くいました。残念なことですが、現状ではどうにもなりません。

 こうした仕組みも自分が当選して現職になることができたら、どんな境遇・環境にいる人でも政治に挑戦できるように整備を行いたいと思います。

 

関連書籍

中谷 一馬『だから政治家になった。矛盾だらけの世の中で正論を叫ぶ』

母子家庭・貧困育ちの不良少年から、 上場企業の創業に参画し、 元首相の秘書を経て、 県政史上最年少議員に当選した、 中谷一馬が政治家になった理由。 27歳という県政史上最年少の若さで神奈川県議会議員に当選し、 現在は立憲民主党に所属する政治家・中谷一馬。 母子家庭の貧困育ちで元ヤンキー、飲食店経営からIT企業の創業…… と異色の経歴を持つ政治家が、自身の波乱の半生と、 国政で実現すべき具体的な政策について熱く綴る。 【もくじ】 第1章 貧困ヤンキー、政治家を目指す ●両親が離婚、貧しい母子家庭で育った ●22歳で渋谷にダイニング・バーをオープン。23歳でITベンチャー企業役員に ●貧乏であることに気づいていなかった ●政治家を目指し722人の国会議員に片っ端から電話をかける ほか 第2章 県政史上最年少の神奈川県議会議員が誕生 ●県議会議員選挙に必要な費用は1000万円 ●毎朝6時半から街頭活動。新米議員の一日のスケジュール ●議員の報酬は高いのか、安いのか!? ●マニフェスト大賞で最優秀政策提言賞を受賞 ほか 第3章 なぜ国政を目指すのか ●県議会の1年生議員が衆議院議員選挙の公認候補を目指す道のり ●解散総選挙は突然に ●落選中の政治家はつらいよ ほか 第4章 日本を立て直す具体的な政策 1. チルドレン・ファースト! 未来を担う子ども・若者世代への投資の拡充 2. 全世代の“人”に向けた投資の拡充と持続可能な社会保障制度の堅守 3. 最先端技術を活用した第四次産業革命とふつうの人から豊かになる経済再生の牽引 4. ICTを活用した社会のスマート化と行財政改革の断行 5. 原発ゼロ社会の実現と平和・憲法を護る ほか

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県政史上最年少議員に当選した、私が政治家になった理由

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中谷一馬

母子家庭の貧しい家庭で育つ。厳しい経済環境で育った事から、経済的な自立に焦り、地元・日吉中学校を経て、一旦高校には進学せず社会に出るが「何か違う」と感じ、横浜平沼高校に復学。卒業後、呉竹鍼灸柔整専門学校にて柔道整復師の資格を取得。その傍ら2014年12月18日に東京証券取引所 市場第一部に上場したIT企業(株)gumiを創業し、役員として経営に携わる。後に社会人として働きながら慶應義塾大学に進学。その過程において、社会を変革する必要性を感じ、政治の世界に飛び込む。2011年統一地方選挙にて27歳で初当選し、神奈川県政史上最年少議員となった。現在は、民進党神奈川県第7区総支部長として多方面で活動中。

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