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女医が教える全身磨き

2016.09.08 更新 ツイート

医療現場で進む女性器のアンチエイジング吉田貴子

デリケートゾーンの悩みはなかなか人には相談しづらいもの。だからこそ、吉田先生は、「ぜひ取り上げたい」と最初からおっしゃっていました。それは、一人で悩まないでほしいから。今回は、女性器のアンチエイジングについて、自分でできること、医療現場でできることを教えてくださいます。

女性の多くが悩む2つのこと

突然ですが、女性の皆さん、自分の性器に自信がもてますか? 年齢を重ねるにつれてお肌にシワやシミが増え、たるみが気になるように、実は女性器もハリを失い、ゆるんだり黒ずんだりしていきます。

性器などデリケートゾーンの悩みや性に関する事柄はネット上での閲覧数も多く、また古くから書籍も多く出版されているので、人の関心度がいかに高いかが想像できます。しかし、なかなか人には相談しにくいものですね。今回は女性の秘めたる悩みを抱えるあなたの心に届いて欲しい、女性器を考える全身磨きです。

仕事で日常から全身の皮膚をくまなく診ている私としてはなんでもないことなのですが、デリケートな部分のことは、お一人で悩みを抱え込んでしまっている方も多いようです。「やっと先生に相談できて良かった!」なんてそれだけでホットした表情をみせていただくこともあります。

その内容としては
◆尿漏れをすることが増えてきた
◆おりもののにおいが強くなった
◆デリケートゾーンの乾燥やにおいが気になる
◆デリケートゾーンの黒ずみ、かゆみがひどい
◆パートナーに膣の締まりがないと言われた
などが代表的なものでしょうか。

性交渉開始の低年齢化、そして高齢化社会において性成熟期間が長くなった今、女性の誰にとっても身近な問題となったのが女性器のエイジングでしょう。例えば代表的な症状は、膣のゆるみや性交痛です。このエイジングはパートナーも巻き込んで様々なことをもたらします。女性本人は、性への関心度の低下、嫌悪感が生じますし、パートナーの満足度が低下する可能性も。それにより2人の関係性が良好でなくなる場合も多々あるようです。

まだまだ女盛りと自負するあなたも油断大敵! 最近、性交渉に歓びがないのなら、もしかしたら膣のエイジングが原因かもしれません。特に出産経験のある女性は「女性器のしまりが低下することは仕方がない」と諦めないでください。

「あら……前からこんなシワあったかな?」と、ふとした時にシミを見つけ歳を取ったことを自覚してしまうように、あなたの女性器にもエイジングの影が……。

「婦人公論」(2013年6月号)に掲載された「産後の女性が抱える女性器の悩み」は次の2つだったそうです。

ひとつは、「膣のゆるみや痛み」、そして「黒ずみの不満」
では、それぞれ対策を考えてみましょう。

・膣のゆるみの対策
ゆるみは膣や肛門を引き締める役割を果たしていた骨盤底筋、靭帯が、分娩や加齢によるダメージで伸びてしまうことが原因でおきます、尿漏れがおこりやすくなるのも同じ理由です。

具体的な治療法として、もっとも手軽なものは「骨盤底筋の筋トレ」。腹筋を鍛えるように女性器の周辺の筋肉も鍛えるのです。これには日々の地道な努力が必要で、しかもコツを掴むことも必要になります。何しろ腹筋のように、寝ている状態で上半身を起こす、と言った分かりやすいものではなく、自分の意識を筋肉に集中させることが必要なのです。これはなかなか難しいことですが、簡単に言うと「漏れないようにおトイレを我慢する」イメージです。

そして、近年注目を浴びているのが「女性器の引き締め」。レーザーや超音波、高周波を用いて老化した膣粘膜を再生、弾力性をアップさせ機能も若返らせようとする試みです。嬉しいことに尿漏れの改善も期待できます。

現在、私のクリニックでも「女性器の引き締めレーザー」を行っています。治療に用いる光線は炭酸ガスレーザーです。施術は20分程度で終わり、出血もなし。痛みは膣の入口の方にだけ少しありますが、受けるのは許容範囲だと思います。一週間程度で性生活もOK。引き締め効果は月1回を2回受けると約1年は持続します。患者様からは「引き締めレーザー治療後は膣の締りが以前とは全く違う!」というお声も。もちろん個人差はありますが。

潤いが増加するため性交痛や、デリケートゾーンのにおいの改善にも効果があります。

・黒ずみ対策
女性器は毎日のように下着でこすられ、次第に黒ずんでいくのは自然なことなのですが、産後は骨盤内の血流低下から、黒ずみが急に進行することも珍しくありません。

さて黒ずみが気になる方はハイドロキノンやレチノイン酸含有のクリームを根気よく塗り続けることで黒ずみを緩和できます。

日常の医療現場では女性器のアンチエイジングの技術は進歩しています。当院でも女性器のアンチエイジングをきっかけに、消極的だった性生活を取り戻したという嬉しい声を聞くことができています。

もちろん二人の相性は形態的なもので総て語られるものではないでしょう。でも大好き、愛しているのに積極的になれない、愛されるか不安がいっぱい、それがデリケートゾーンのアンチエイジングで自信を少しでも持つことができたなら、あなたの性生活への意識はかわるでしょう。あなたの意識が変われば二人の行動が変わる、行動が変われば二人の関係はより強固なものになり、その充足感はあなたの笑顔をもっと増やすはず、そしてそれは前向きに進むあなたの人生を実りあるものにするでしょう。

自分磨きは、あなたの深層心理に素直に従う気持ちが大切です。美しくありたい、愛されたい、その思いは素直にシンプルにあなたに今、必要なものは何かを訴えているはずです。あなたのデリケートな悩みも是非お聞かせいただけたらと思います。
 

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女医が教える全身磨き

かつて美容医療といえば、整形を思い浮かべる人も多かったかもしれません。しかし最近では、肌のコンディションを整えたり、エステ代わりに気軽に美容皮膚科を利用する人も増えています。施術をする美容皮膚科の女医さんたちは、おそらく人一番、美意識も高いはず。彼女たちは、どんなふうに全身を磨いているのでしょうか? 具体的な美容のノウハウと、美容医療の世界を垣間見ていきましょう。

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吉田貴子

皮膚科・美容皮膚科医。1972年東京都生まれ。帝京大学医学部卒業後、同大学内皮膚科学教室入局。都内で美容皮膚科院長を務めたあと、渋谷スキンクリニック開業。女性誌やテレビ等でも活躍。
オフィシャルブログDr.TAKAKOの『美肌通信』: http://ameblo.jp/shibuyaskinclinic/
Dr.TAKAKOの『花嫁美肌』の作り方: http://ameblo.jp/drtakako/
オールアバウト「ニキビ」、「スキンケア」、「美肌の作り方」ガイド: http://allabout.co.jp/gm/gp/1266/
スキンケア大学:医療記事執筆: http://www.skincare-univ.com/profile/000047/
ELLE ONLINE 「ダイエットTips」:ダイエットネタ執筆: http://www.elle.co.jp/wellness/diet_tips

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