幻冬舎plusの人気連載「次元上昇日記」をまとめた書籍『この人生、前世のせいってことにしていいですか』が発売中です!
宇宙人た、予言、都市伝説、量子波動検査器などの“スピリチュアル界隈”に足を運びながら、辛酸なめ子さんが体験し、感じたことを綴っ、クスっと笑える試行錯誤の記録。
スピリチュアルって、こんなに広くて、深くて、面白かったんだ!と思える、そしてあなた自身も別の次元に触れることができたような感覚になれる本書。ちょっと不思議な読書体験を楽しんでください。
発売を記念して、試し読みを公開します。
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陰謀論ランチ
【2021年7月10日】
先日、六本木のレストランで富裕層オーラを放つ素敵な女性を囲むランチがあり、健康法や隠謀論やパワースポットの話で盛り上がりました。
・NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)
老化抑制に効果があるとされている成分だそうです。ニコチンとついているのがちょっと気になりますが……。飲むと体内でNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という補酵素に変換、長寿遺伝子が活性化されるそうです。そのKさんという女性は飲みはじめたら3本あった目尻のしわが1本に集約されたそうです。
・首相がワクチン打ってない説
反ワクチンの人の間で言われているそうですが、ワクチン接種の映像で、見る人が見れば針が奥まで刺さっていないことがわかるそうです。陛下も打っていないのでは? という説も。
別の反ワクチンの友人は、時々ただの生理的食塩水のワクチンが混ざっているそうだから、私が打ったのもたぶんそれかも、となぐさめてくれました……。そんなに打ったらやばかったのでしょうか。反ワクチンの人の話を聞くと少し不安にかられますが、いまのところ体が磁石化してフォークやナイフがくっつく現象はありません。
・不幸フェチ
殺人の罪で収監中の女性と面会するうちに情がうつって獄中結婚する男性の話を聞きますが、「不幸フェチ」という性癖だったりするケースが。死刑判決を受けた女性とか(自業自得ですが)、最高に不幸な境遇の女性を見ると惹かれてしまうとか……。男性の庇護欲が最大限に発動するのでしょうか。といっても面会でガラスごしとかで何の接触もできませんが、生き霊飛ばし合っていそうです。
・六本木の隠れパワスポ
Kさんが近所を犬の散歩で歩いていたら、運転手付きの黒塗りの車がある場所で毎朝のように停まり、そこから出てきた経営者っぽい紳士が同じ場所でしばらくたたずんでいるのに気付いたそうです。そこは別の占いの先生からも、富士山からの龍脈のパワーが流れこんでいると教わった場所で、国立新美術館の近くの緑地のあたりだそうです。ちょっと入ってみて、龍脈のパワーが来る方に背を向けてみたら、背中が熱くなってきたような……。しかしその奥にはニ・二六事件のいわくがある白い建物があり、その建物の前に佇んでいたら肩が重くなってきたのでプラマイゼロだったかもしれません。白い建物のある奥まで行かず、樹々の生い茂っている緑地のあたりで佇めばエネルギーを感じられそうです。ここでは四葉のクローバーがよく発見されるとか。国立新美術館のあたりは、近くに墓場があると思っていつも警戒しながら行っていたのですが、もしかしたら闇と光は近くに存在するものなのかもしれません。六本木はとくにパワースポットとパワー奪われスポットが混在している印象です。
経営者だったり成功している人はパワースポットへの感度が高いようです。時々そういう場所で充電しつつ、瞑想で内側からパワーを発生できるようになりたいです。
この人生、前世のせいってことにしていいですか

心豊かな来世のために、辛酸なめ子は今日も静かに徳を積む。イルカ、天狗、龍の逸話を求め、能力者たちに会いに行く。周波数で健康をチェックし、パワーストーン店で前世診断。癒しを求めて出雲、京都、沖縄を巡り、都市伝説の会にも参加する……。スピリチュアルの最前線を追い続けたその先で彼女が見たものは。クスッと笑える試行錯誤の記録。
本連載では、試し読みをお届けします。











