祝!『東京で得た知見』発売記念イベント開催!開催を記念して、特別に試し読みをお届けします。
SNSでも「刺さる」「救われた」と話題の1冊。この記事を読めば、人気の理由が分かるかもしれません。
イベント詳細は記事下をご覧ください。
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おじさんが「昔はイケメンだった」とか「モテてた」とか、過去の自慢話でアピールしてくる理由はなんですか?

進歩が止まった証拠だと思います。一応、「今の自分では相手にされない」という最低限の自覚はあるのかもしれません。いくら予約困難店の鮨だろうと、一度消化されてしまえば、それはもうウンコでしかないのに「元々は高級鮨だった!」とか主張されても困りますよね。
ホストにお金を使うために風俗で働くってどう思いますか?
それしか選択肢がない人は、仕方がないと思います。一般的には「ありえない」「やめなよ」と言われることだと思いますが、あなたはどうしてもそのホストと接点を持ちたい、好かれたいと思っているわけですよね。そして、それを叶えるためには、対価としてお金を要求されてしまう。
さらに、そのお金を稼ぐ手段として、ラウンジで一攫千金できるほどの容姿には恵まれず、水商売以外の方法を思いつく程度の頭脳もないとなれば、やはり仕方がないと思います。ホス狂いを相手に、その行為がいかに愚かで滑稽かを説いたところで、馬の耳に念仏ならぬ、「ホス狂いにマジレス」です。誰も、助かる気のない人間を助けることはできないのです。
「ちょうどいいブス」ってどういう女のことですか?
おそらく、男が性的に興奮できないほどのブスではないが、「女の子としてきちんと扱わなくてはならない」という緊張感も抱かせない女のことを指しています。なので、彼女たちはセフレとしてキープされたり、ヤリ捨てされたりと、全く男に相手にされない“本物のブス”よりも、実は残忍な扱いを受けがちなのですが、本人たちは「モテている」と受け取っているケースが多いです。そんな都合の良さも「ちょうどいい」と言われる所以なのかもしれません。
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このたび『東京で得た知見』の発売記念イベントin東京の開催が決定いたしました!
2025年11月29日(土)
14:00~ 第一部(13:30開場/お子様 同伴可)
18:00~ 第二部(17:30開場)
詳細はこちらから。
東京でのファンミーティングは今回が初開催! みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
東京で得た知見

20代女性を中心に圧倒的な支持を集めるコラムニスト・妹尾ユウカ。
これまでに寄せられた数百通の相談に、真摯に、時にユーモアを交えて答えてきた人気コンテンツ『質問回答』が、待望の書籍化!
生きづらさ、孤独、仕事、恋愛――
悩みながらも日々を懸命に生きる20~30代女性たちへ、厳選した194本の回答を収録。本連載では、一部を抜粋してお届けします。
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