先日、阪神タイガースがセ・リーグで優勝した。
これは僕の生活においてかなりの出来事ではある。
ただ2年前が18年振りの優勝だっただけにそれに比べると衝撃という面では劣るが、嬉しい、いや、死ぬほど嬉しい事に変わりはない。
ただ、たまに冷静になった時に思う事がある。
「何故、こんなに嬉しいのか。」
知らない同性の人が頑張ってスポーツやって、勝ったら嬉しい。負けたら悔しい。
おかしい話である。
まだ日本代表を応援するなら理由は分かるが、相手は大半が同じ国の人で、僕が阪神タイガースを応援し始めたのが「おとんが応援してたから」というのも、なんとも形容しがたい理由だ。
僕はいつだって阪神タイガースの試合がある時はその事ばかり考えてる。
賞レースの当日でもスマホで試合を観るし、デート中でも観る。
こっそりどころか堂々と観る。
これは相手には本当に申し訳ないが、僕の生活の一部、いや、中心なのだ。
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クロスロード凡説

「ネタにはしてこなかった。でも、なぜか心に引っかかっていた。」
そんな出来事を、リアルとフィクションの間で、書き起こす。
始まりはリアル、着地はフィクションの新感覚エッセイ。
“日常のひっかかり”から、縦横無尽にフィクションがクロスしていく。
「コント」や「漫才」では収まらない深掘りと、妄想・言い訳・勝手な解釈が加わった「凡」説は、二転三転の末、伝説のストーリーへ……!?










