
電車が駅に到着してホームへ降りようとしたときに、車内の床にボールペンが落ちていることに気が付きました。やはり降りようとドアへ向かっている学生さんがそれまで立っていた場所だったので、拾い上げて「ボールペン落としませんでした?」と声を掛けたところ「違います」との返答。そこで焦りました。もう発車の合図を告げるメロディーが鳴っています。こういうときどうするのが正解だったんでしょうね。持ったまま降りちゃうのは気が引けるし、再び床に転がすのもどうかと思いますし。パニックになったぼくは、あろうことか座席上の網棚に置いてきてしまったんです。そしてすぐに後悔しました。電車が動き出したら確実にボールペンは網棚から落ちて、最悪下に座っていたおじさんを驚かせることになってしまうでしょう。咄嗟の判断を迫られたとき、先のことを想像しない行動は単なるその場しのぎになると肝に銘じました。願わくばあのボールペンが座席ではなく床の方へ落ちてくれてますように<´ `
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