「旅先の目当てはひとつかふたつ」「夕方には帰り、翌日に疲れを残さない」――そんな「大人のこたび」を提案する1冊が発売になりました。それが本書連載をまとめた『ある日、逗子へアジフライを食べに』(大平一枝さん著)です。春のちょっとした遠出の参考に、はたまた、慌ただしい日常から少しだけトリップ気分を味わいたい時に、ぜひお手に取って頂けたら幸いです。連載より再掲載です。
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長野県の上諏訪に、ユニークな古材と古道具を売る店があると聞き、自著の装丁をしてくれたデザイナーさんと盛り上がって行くことになった。
リビルディングセンタージャパン、通称「リビセン」という。巨大な倉庫のような古い3階建ての建物に、器から家具、建具まで宝探しのように楽しいらしい。
「せっかく泊まりになるし、誰かお誘いしてもいいですよ。賑やかな方が楽しいですしね」とデザイナーさんが言う。
すぐにYさんが頭に浮かんだ。
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ある日、逗子へアジフライを食べに ~おとなのこたび~

早朝の喫茶店や、思い立って日帰りで出かけた海のまち、器を求めて少し遠くまで足を延ばした日曜日。「いつも」のちょっと外に出かけることは、人生を豊かにしてくれる。そんな記憶を綴った珠玉の旅エッセイ。
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