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あぁ、だから一人はいやなんだ。

2022.07.15 更新 ツイート

第181回 疑似恋愛 いとうあさこ

ちょっと前の話になりますが、朗読のお仕事がありまして。Amazonオーディブルというオーディオブックサービス。要は“聴く”読書です。「え? ホントに私?」ガサガサ声でおなじみ、なもんでまずそう思っちゃいます。しかもあの西川美和監督からのオファーとの事。「え? ホントにホントに私?」再度確認。本当に私で合っているらしい。

送られてきた台本を見るとタイトルは「ブルース・フォー・ポーギー」。西川美和さんご本人の作品です。メルカリに出品されている1枚のレコード。その出品者の女とそれを買いたい男。値段交渉の為にやり取りをするうちにゆっくり気づいていくんです。実は二人は……な感じのストーリー。読み終わった時、胸がギュッとする切なさが。しばらく窓から夕陽見ながら、漠然と実在しない“あの頃のあの恋”を思い出し“おセンチ”になってしまった。

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いとうあさこ『あぁ、だから一人はいやなんだ。2』

セブ旅行で買った、ワガママボディにぴったりのビキニ。いとこ12人が数十年(?)ぶりに全員集合して飲み倒した「いとこ会」。47歳、6年ぶりの引っ越しの、譲れない条件。気づいたら号泣していた「ボヘミアン・ラプソディ」の“胸アツ応援上映”。人間ドックの検査結果の◯◯という一言。ただただ一生懸命生きる“あちこち衰えあさこ”の毎日。

いとうあさこ『あぁ、だから一人はいやなんだ。』

ぎっくり腰で一人倒れていた寒くて痛い夜。いつの間にか母と同じ飲み方をしてる「日本酒ロック」。緊張の海外ロケでの一人トランジット。22歳から10年住んだアパートの大家さんを訪問。20年ぶりに新調した喪服で出席したお葬式。正直者で、我が強くて、気が弱い。そんなあさこの“寂しい”だか“楽しい”だかよくわからないけど、一生懸命な毎日。

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