1. Home
  2. 生き方
  3. あぁ、だから一人はいやなんだ。
  4. 第182回 ファミリーヒストリー

あぁ、だから一人はいやなんだ。

2022.07.30 更新 ツイート

第182回 ファミリーヒストリー いとうあさこ

昨年の秋頃だったかな。私にNHK「ファミリーヒストリー」のお話が来た。以前から妹にも「依頼が来たらやってよ」なんて言われていた番組。私が15歳までは父方、母方共に祖父母が4人揃っていたので、たくさん交流があり、思い出は山ほどある。

父方の祖父母は隣に住んでいたので、毎日のように顔を合わせていた。祖母は洋裁の先生で家にある作業場には生徒なのか弟子なのか、よく人がいた。ちっちゃいあさこちゃんはその作業場に行っては針に糸を通す、というお手伝いをして10円もらったりしていた。編み物も祖母に教わったのですが、どうやらそのやり方が一般的なのとは違ったようで。中学だか高校の家庭科の授業で編み物を教わった時にはもう、祖母の編み方が身体にしみついていて直せず。ただ、とにかく早く綺麗に編めるもので先生も「それでいいです」と言ってくれた。2~30代の手編みブーム(なんてホントにあったのか?)の時は好きな殿方にセーターから始まり、最終的にはジャンバーを編み上げるまでいっていた。

ここから先は会員限定のコンテンツです

無料!
今すぐ会員登録して続きを読む
会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン

関連書籍

いとうあさこ『あぁ、だから一人はいやなんだ。2』

セブ旅行で買った、ワガママボディにぴったりのビキニ。いとこ12人が数十年(?)ぶりに全員集合して飲み倒した「いとこ会」。47歳、6年ぶりの引っ越しの、譲れない条件。気づいたら号泣していた「ボヘミアン・ラプソディ」の“胸アツ応援上映”。人間ドックの検査結果の◯◯という一言。ただただ一生懸命生きる“あちこち衰えあさこ”の毎日。

いとうあさこ『あぁ、だから一人はいやなんだ。』

ぎっくり腰で一人倒れていた寒くて痛い夜。いつの間にか母と同じ飲み方をしてる「日本酒ロック」。緊張の海外ロケでの一人トランジット。22歳から10年住んだアパートの大家さんを訪問。20年ぶりに新調した喪服で出席したお葬式。正直者で、我が強くて、気が弱い。そんなあさこの“寂しい”だか“楽しい”だかよくわからないけど、一生懸命な毎日。

{ この記事をシェアする }

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP