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勝負できる思考と体を作るビジネスの本質

2022.08.03 更新 ツイート

デキる人は絶対に言わない「残念な口ぐせ」ベスト10 守谷雄司

コロナ禍を経て、急速に変化している私たちの働く環境。しかし、時代が変わっても、本当に大切な「ビジネスの本質」が変わることはありません。合宿研修の草分け的存在で、長年、人材育成のプロとして活躍してきた守谷雄司さんの『勝負できる思考と体を作るビジネスの本質』は、言葉の使い方からメンタルの鍛え方、リーダーとしての立ち居振る舞いまで、つい見落としがちな「基本」を教えてくれる一冊。若手ビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたい本書から、心に喝が入る教えをお届けします。

*   *   *

あなたもついつい使っていない?

(1) 曖昧な言葉を使う癖

検討します」「そのうち返事します」「一応、そう思いますが……」などと曖昧な言葉で、その場を取り繕おうとする。できるなら、ズバリ「○月△日までにやります」と言うべきだし、できないなら、はっきり「ノー」と言おう。意見があるのなら、たとえ相手にマイナスであろうと「私はこう考えます」と、ハッキリ言うべきだ。

(写真:iStock.com/BrianAJackson)

「ぐらい」「だいたい」「一応」「いつか」も曖昧言葉の代表だ。「3日ぐらいほしい」「だいたい1週間後」などと、数字にまでぼやかす言葉をつける。そんなに自信がないの? だったら数字を出すな! と言いたくなる。

はず」「つもり」「なんとか」も、よく使われる曖昧言葉である。もっと現実をよく見て、確認してからものを言え!

(2) 言い訳する癖

だって」「どうせ」「でも」の3D言葉から始まる話は否定的な方向に流れ、聞いていて不快になるものだ。確かにどんな失敗でもどこかに言い訳の入り込む余地があるが、習慣的に言い訳をしていると「こいつは失敗を他人や環境に責任転嫁するタイプだな」「未熟な子供人間」と評価されてしまう。

また、普段はきちんとした人でも、ミスした時に3D言葉を連発すると、「こいつは自分に甘い人間だったんだ」と正体を露呈してしまう。

「頑張れなかった自分が悪い」「ああ、今、言い訳をしているなあ」と意識しているならまだ救われる。3D言葉とは縁を切ってしまおう。「だって」「どうせ」「でも」を、「できる」「あきらめない」「やってみる」という執念の言葉に置き換えようではないか。

(3) 「タラレバナ」言葉を使う癖

「もっと上司がよかっタラ」「仕事を任してくれレバ」「休日がもっと増えれば」というぼやきが多い。これも3D人間と同類の不満人間の典型だ。

(4) 決まった後に文句を言う癖

決着がついた後になって「部長の発言ってなんなの?」「私は納得できないわ」などと勢いづいたり、「あれでうまくいくものですかね」と冷笑したりする。あるいは、沈黙していたのに、誰かが勇気を出してズバリ発言をすると、「実は私もそう考えていたんだ」などと旗幟を鮮明にする。

決着をつけた人や、最初に勇気ある発言をした人から見ると負け犬の遠吠えにすぎないが、本人は、言っておかないと自分の名誉と権威に影響すると考えている。浅はかな自己満足と、自分の非力を取り繕う姿勢が見え見えで見苦しい。

(5) 断定しない癖

断定的な物言いを避ける。自分を押し通す意志力に欠ける付和雷同人間の癖である。言葉はズバリと言い切れ! と言いたい。

断定しない言葉には力がない。断定することは言葉に責任を持つこと。言葉どおりに実行することで自信もつくし、信頼も得られる。「あの人は言うことも言うが、やることもやる」と一目置かれるようになろう。

(写真:iStock.com/Prostock-Studio)

(6) 「忙しい」を連発する癖

今の時代、仕事は増えても人は増えないのだから、こんなことを愚痴ること自体が時間のムダ。

「忙しい」とボヤくヒマがあれば、1分でも2分でも時間を生み出す工夫をするために、たとえば、次のような自問自答をしてみる。「やめられないか」「簡素化、省略化は?」「同時処理できないか」「手順を変えられないか」などである。

(7) 一般論ですませる癖

世間的には」「常識的には」といった言葉に逃げ込む。あるいは「あの人がそう言っていた」と、権威者や有名人を引き合いに出す。自己主張をして相手から反論された時に応答できる自信がないので、常識や有名人の威を借りて弱点を補おうとするのだ。

(8) やたら謙遜する癖

言葉遣いは丁寧だが、本音が見えない。謙遜することで、自分を売り込みたいという魂胆が裏にあるからだ。「どこが本心なの? 油断ならない人物だ」とマークされてしまう。

(9) なんでも「すみません」ですませる癖

すぐに「すみません」と言うが、とりあえず言っておこう式の軽い言葉であり、本心が疑われる。

確かに「すみません」は感謝と謝罪の両方に使えて便利だが、たとえば感謝なら、「ありがとうございます」「恐れ入ります」「もったいないことです」「痛み入ります」「光栄です」「お礼の言葉もありません」などがあるし、謝罪なら、「失礼しました」「お許し下さい」「合わせる顔もありません」「申し訳ありません」「お詫びいたします」などがある。

これらを相手、時、状況によって正確に使い分けてこそ気持ちが伝わる。

(10) 「要するに」「だから」「早い話が」をむやみに使う癖

話がダラダラと長い人に限って、こういう言葉が多い。「要するに」「早い話が」と言えば、「次の3つです」「結論はこうです」と話を終わるべきなのに、途中で「だから」を入れて話を元に戻し、繰り返しが多くなる。

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この続きは書籍『勝負できる思考と体を作るビジネスの本質』をご覧ください。

関連書籍

守谷雄司『勝負できる思考と体を作る ビジネスの本質』

時代が変わっても、「ビジネスの本質」は変わらない。今こそ「王道」を学べ! 大変化の現代で”長く活躍できる人”になるための決定版。 急速に変化し、先の見えない時代で戦うためには、「基本」こそが、最強の武器になる! 言葉の使い方、気配りの本質、心と体の鍛え方から、リーダーとしての立ち居振る舞い、組織で活躍するときの所作、自らを高める方法まで――。 人材育成50年のプロ・守谷雄司氏が教える55のヒント。

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勝負できる思考と体を作るビジネスの本質

コロナ禍を経て、急速に変化している私たちの働く環境。しかし、時代が変わっても、本当に大切な「ビジネスの本質」が変わることはありません。合宿研修の草分け的存在で、長年、人材育成のプロとして活躍してきた守谷雄司さんの『勝負できる思考と体を作るビジネスの本質』は、言葉の使い方からメンタルの鍛え方、リーダーとしての立ち居振る舞いまで、つい見落としがちな「基本」を教えてくれる一冊。若手ビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたい本書から、心に喝が入る教えをお届けします。

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守谷雄司

人材コンサルタント。1937年生まれ。國學院大學文学部を卒業し、東京三洋電機株式会社に入社、社長室にて能力開発プロジェクトチーフとして活躍。1971年に人材育成コンサルタントとして独立し、以来50年にわたり、人材育成と社員教育のための講演、合宿訓練、執筆などで活躍。日本生産性本部、静岡県東部生産性本部の講師を務める。

合宿研修一筋の草分け的存在であり、若手・中堅社員を対象にした2泊3日の合宿研修は「頭を磨く」「心を磨く」「体を磨く」をキーワードに、ボイストレーニングや筋力トレーニングを取り入れ、自ら率先してトレーニングにあたる。2000年より、ファッション誌『SENSE』を発行する出版社、株式会社センスの顧問も務める。

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