1. Home
  2. 生き方
  3. 上には上がいる。中には自分しかいない。
  4. 『スター・ウォーズ』が成長の順番は人それ...

上には上がいる。中には自分しかいない。

2021.10.26 公開 ポスト

『スター・ウォーズ』が成長の順番は人それぞれだと教えてくれた武田真治(俳優、ミュージシャン)

「臆病者の時間が長すぎた」と振り返る武田真治さんが、自らの反省とともに届ける、『上には上がいる。中には自分しかいない。』が10月14日に発売されました。武田さん自身が、生まれ変わるために自分へと送ったリアルなメッセージと再ブレイクへとつながった人生哲学。その一部をお届けします。

成長の正しい順序なんてない。

本来、人が成功するまでに経験するべき苦労を、僕は20代前半に小さな成功を得た後にしました。言葉使いも、態度も、自分の有り様にも向き合うことなく芸能界を進んできて、体調を崩して思うように仕事ができなくなって、顔も名前も知ってもらった20代後半に、ようやく僕は下積みを経験したのです。

再度、たとえに出しますが、その頃僕の心の支えは、映画『スター・ウォーズ』でした。

『スター・ウォーズ』はエピソード1から順番に制作・公開されていません。

ジョージ・ルーカスは、膨大な構想のどの場面が多くの人の共感を得るかを客観的に判断して、4→5→6、1→2→3、7→8→9の順で、リリースしていきました。

人生も似たようなものかもしれません。成長の順序なんて、人それぞれ。

誰かにとって容たやす易いことでも、他の誰かにとっては難しかったりすることなんてたくさんあります。

だからなにか理解不能なことに出会い、もがき苦しむようなことがあっても、

「今は意味がわからないけれど、これは後のエピソードでは大事なことかもしれないぞ」とか、「納得いかないけれど、この悔しさは一般的にはもっと若いうちにみんな経験しているべきエピソードなのかも」などと考えると、下積みも辛くなくなりました。

いずれにせよ、すべてのエピソードが揃わないとコンプリートしないのが人生なら、無駄な経験なんてないってことです。

以前は、順序よく人生経験を積んできたようなスマートな人に憧れたりしましたが、大人になるとそのエピソードの順序がチグハグな人のほうがちょっぴり魅力的に感じられたりするから不思議です。


【お知らせ】

武田真治さんが、市村正親さんとダブルキャスト主演を務めるミュージカル『オリバー!』が上演中です。『メリー・ポピンズ』『レ・ミゼラブル』のプロデューサー、キャメロン・マッキントッシュによる話題作。詳細は、公式HPをご覧ください。

関連書籍

武田真治『上には上がいる。中には自分しかいない。』

ふがいない自分を支えてくれたのは、「言葉」と「筋トレ」だった。 破れない殻。失敗におびえる自分を乗り越えるために――。 再ブレイクの裏側、知られざる出来事を赤裸々に綴る。 デビュー後すぐに大ブレイクするも、次の一歩が踏みせず、次第に長いトンネルに入った武田真治。事務所からは「売り時は終わった」と言われ、別の仕事を探すべきなのか悩んだという。そんな時でも続けたのは、自分を奮いおこす言葉を壁に貼り、筋トレを続けることだった。 「夜の空想家ではなく、昼の実行家でいる。」「鏡の中で小さくまとまらない。」「見せかけの筋肉なんてない。自信をもって鍛えていい。筋肉は実力だ。」etc…。地道な努力はいつしかNHK「みんなで筋肉体操」へとつながり、再ブレイクとなった。「臆病者の時間が長すぎた」と自らの反省を込めて届ける、生きているうちに生まれ変わるためのリアルなメッセージ。

武田真治『優雅な肉体が最高の復讐である。』

鍛え上げた肉体は人生を変える! 武田真治がはじめて明かす、コスト0円でつくった美しい肉体の秘密。 「肉体は人生の名刺である」 華奢な身体とフェミニンな雰囲気で絶大な人気を誇った10代から20代前半。しかし、いつしか身についた傲慢さと、不健康な生活が身体も仕事も蝕んでいく――。25歳の時、顎関節症を発症し、はじめて自らの身体を意識。そこから始めた、東京体育館でのベンチプレスを中心としたトレーニング。身体はいつまでも進化し続けることを教えてくれる、武田真治の肉体ヒストリー。

{ この記事をシェアする }

上には上がいる。中には自分しかいない。

2021年10月14日発売『上には上がいる。中には自分しかいない。』(武田真治さん著)についてお知らせします。

バックナンバー

武田真治 俳優、ミュージシャン

1972年、北海道生まれ。俳優、ミュージシャン。 89年、第2回ジュノンスーパーボーイコンテストでグランプリ受賞。 翌90年にTVドラマで俳優デビューを果たす。 92年、TVドラマ「NIGHT HEAD」で注目を浴び、「七人のおたく」で映画に初出演。 95年には蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」で主演を務めた。 映画「御法度」では日本アカデミー賞優秀助演男優賞とブルーリボン賞助演男優賞を受賞。 演劇・ミュージカルで活躍する一方、NHK「みんなで筋肉体操」で鍛え抜かれた肉体に注目が集まる。また、サックスプレイヤーとして多彩なミュージシャンと共演、ライブをこなす。著書に『優雅な肉体が最高の復讐である。』(幻冬舎)がある。

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP