
生き方
パリ五輪でメダル1個に低迷した競泳日本代表で、ひとり気を吐いたのが18歳の松下知之(東洋大)だ。男子400m個人メドレー決勝で自己ベストを1秒42更新する4分8秒62のタイムを出して銀メダルを獲得。最後の自由形で5番手から3人を抜く狙い通りのレース展開だった。
タッチした瞬間、松下知之はスタート台に灯ったメダルを意味する赤いランプを冷静に確認していた。「おっ、光っている。メダルをゲット」。直後に感情を解放して左拳を何度も突き上げた。
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※この記事はWeb版GOETHEに掲載された記事を再編集したものです
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