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僕の不幸を短歌にしてみました(エッセイつき)

2024.04.25 公開 ポスト

俵万智さんから帯のコメントを、加藤千恵さんから文庫解説をいただいた、不幸芸人の「禁断の」幸せ文庫!?岡本雄矢( 主に“トホホ短歌”を詠む「日本に(たぶん)ただ1人の歌人芸人」)

歌人芸人・岡本雄矢さん、初の書籍にして、あちこちで絶賛された『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』が、文庫になりました!

単行本の時にも、コメントを寄せてくださった、俵万智さんが帯にコメントを寄せてくださり、

巻末の文庫解説には、単行本刊行時に夢の対談を実現させてくださった、加藤千恵さんが寄稿くださいました。

身に起こる小さな不幸を、短歌とエッセイにして綴るのが売りの岡本雄矢さんの幸福度がアップしているのが気になりますが…。

文庫版あとがきでも、ずいぶん嬉しそうなので、特別公開いたします。

*   *   *

2022年4月27日にこの本の単行本を出版させていただきました。

自分が本を出せるなんて思ってもいませんでしたが、運良く編集者さんに見つけてもらい、出版することができて、その後も編集者さんには、ずっとお世話になっています。ある時、編集者さんにご飯に連れてってもらった時のこと。

色々な仕事の話をさせてもらっている途中で、編集者さんがとても軽いトーンで言いました。

「あ、サラダバー文庫にしますから」

え? 文庫? 文庫になるってこんな軽いトーンで言われるものなんですか?

そう思っている僕の目の前で、編集者さんは、もう別の話をしています。

待って、待って!

僕まだ状況摑めてませんから。

だって文庫化ですよ!

僕は出版業界に詳しいわけではありませんが、すべての本が文庫本になるわけではありませんよね。

おそらく、単行本の売り上げや評価がいいものが文庫本になるんですよね。

なので僕は、文庫本になる時は、出版社の貴賓室かどこかに呼ばれて、編集者さんに「嬉しいご報告があります。この度『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』が……文庫本になります!」くらい仰々しく言われるものだと想像していました。

文庫本になる報告は大事(おおごと)として行われるものだと思っていました。

しかし現実は、別の話の合間に「サラダバー文庫にしますから」でした。

それでも嬉しさは変わりませんが。軽いトーンで言ってもらった文庫化ですが、僕にとっては初の文庫本。一生ものの本です。

読んでいただいたあなたにとっても、一生側に置いておきたい本になっていることを願っています。

2024年2月     岡本雄矢

*   *   *

新刊『センチメンタルに効くクスリ トホホは短歌で成仏させるの』に続き、
全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』が文庫に!
読めば読むほど、なぜか幸せな気持ちにしてくれる短歌&エッセイをお楽しみください。

 

関連書籍

岡本雄矢『センチメンタルに効くクスリ トホホは短歌で成仏させるの』

今日も世界の片隅で、ひとり膝を抱える僕とあなたのために。 不幸に愛された、トホホ名人……歌人芸人が身を切って綴る、“せつなさとおかしみ”、“短歌とエッセイ”のマリアージュ。

岡本雄矢『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』

昨日もトホホ、今日もトホホ。憂鬱だらけの毎日も、短歌に詠めば何かが変わる!「あの数ある自転車の中でただ1台倒れているのがそう僕のです」「さっきまで順調だったレジの列 急にもたつきだす僕の前」「ものすごい数のハトが集まっているおじさんに人は集まらない」他、105首の短歌とエッセイで綴る、ほろ苦さとおかしみに満ちた愛すべき日々。

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僕の不幸を短歌にしてみました(エッセイつき)

著者は、主に”不幸短歌”を詠む「日本にただ1人(たぶん)の歌人芸人」。
よく失敗する、言いたいことが言えない、反論したくても返せない、なぜ自分だけこんな目に合うのかといつも思う、自分には劇的なことが起こってくれないと嘆いて生きている……。
そんな著者から見える”世界”を、フリースタイルな短歌(&ときどきエッセイ)にしてお届け。
もしあなたが自分のことを「不幸だ」と思っているなら、「もっと不幸な男」がここにいると思ってください。

バックナンバー

岡本雄矢 主に“トホホ短歌”を詠む「日本に(たぶん)ただ1人の歌人芸人」

詠み始めるとなんでも”トホホ短歌””不幸短歌”になってしまうという特徴を持つ、「日本にただ1人の歌人芸人」。1984年北海道生まれ。吉本興業所属。コンビ「スキンヘッドカメラ」で活動中。YouTubeで「芸人歌会」を開催。北海道新聞等で連載も。

短歌とエッセイを収録した初の著書『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』には、俵万智さん、穂村弘さん、板尾創路さんからアツい推薦文が寄せられた。

最新刊は『センチメンタルに効くクスリ トホホは短歌で成仏させるの』。

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