生き方
競泳の背泳ぎで15年以上にわたり第一線で活躍してきた入江陵介(34歳・イトマン東進)が試練の時を迎えている。2024年1月19~21日に東京アクアティクスセンターで開催された「北島康介杯」で、100mが54秒25の2位、200mが1分59秒84の5位に低迷。日本競泳界初の5大会連続オリンピック出場を懸けた3月の五輪代表選考会での巻き返しが期待される。
パリ五輪出場が遠のく敗北
電光掲示板に表示されたタイムを見ると、入江陵介は表情を曇らせた。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
* * *
※この記事はWeb版GOETHEに掲載された記事を再編集したものです
アスリート・サバイブル
時代を自らサバイブするアスリートたちは、先の見えない日々のなかでどんな思考を抱き、行動しているのだろうか。本連載「アスリート・サバイブル」では、スポーツ界に暮らす人物の挑戦や舞台裏の姿を追う。