2022年10月29日器のアート｜次元上昇日記｜辛酸なめ子

先日、仕事で美術館関係者の方々と話をしていて、来年はルーヴル美術館の展示とかマティス展とか大がかりな海外の展示がいくつかあって今から楽しみなのですが、再来年以降はどうなるかわからないようです。

美術展の企画は3～4年前から進めるので、来年くらいはコロナ前の企画。でも、円安になってエネルギー価格が高騰してしまったので、その先は海外の有名美術館から借りてくる展示は厳しいかもしれないとか。輸送や保険など多額のお金がかかることを考えると、入場料をさらに上げるしかないのでしょうか。今でもじわじわと上がって2000円以上したりしますが、3000円、4000円になっていく未来が予想されています。それでも内容を考えれば払う価値があるのでは？　という話でした。美術館に誘って、来てくれるかどうかで相手と価値観が合うか確かめることができそうです。割り勘でも、2000円はちょっと……という人は多そうですが……。無料で観られるギャラリーもたくさんあるので、有料無料をまぜて美術鑑賞するのが良さそうです。

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