
トイレに入っててふと気付いたんですが、トイレの中と外の廊下は同じ床材で繋がっていたんです。ドアで隔てることで別の空間のように感じていたけど、床を見たら境界はなかったんです。で、トイレにしゃがみながら、これって国境もおんなじことだよなぁって思ったんです。繋がってる地面に勝手に境界線をつくって、線のこっちとあっちは違う国だって決めてるわけです。そして挙げ句の果てにはその勝手な境界線をめぐって争い合ったりしてるわけですよ。地球にやって来た宇宙人が空から眺めたら、さぞかし滑稽に思うんじゃないでしょうかねー。「よし、no borderの精神でトイレのドアは開け放して用を足すことにしよう」と実践してみたところ、ちょうどやってきた家人と目が合い気まずい思いをしました。ひとりno border運動は、近くにだれかいないことをしっかり確認して行う必要があります<´ `