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あぁ、だから一人はいやなんだ。

2020.12.15 更新 ツイート

第145回 夢 いとうあさこ

皆さんは眠っている間に見た夢、覚えていますか? 私は50年間夢見ているんでしょうが、ほとんど覚えていない。以前殿方と暮らしていた頃、よく寝言は言っていたようで。目を覚ますと私の寝言たちを彼がまとめたノート「麻子の夢日記」が置いてある、なんて事もありました。覚えているものだと、その頃調理のバイトをしていた私。狭いキッチンだったので包丁を持っている時に必ず言っていた「後ろ包丁通りまーす!」のかけ声を夜中に突然叫んだようで。そしてしばらくの無言の後、悲鳴をあげたんだそう。何があったのかは夢の記憶がないのでわかりませんが確実に“何か”があった私の寝言のストーリー性に、聞いていた殿方は笑い転げつつも「恐怖も感じた」と言っていた。

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いとうあさこ『あぁ、だから一人はいやなんだ。』

ぎっくり腰で一人倒れていた寒くて痛い夜。いつの間にか母と同じ飲み方をしてる「日本酒ロック」。緊張の海外ロケでの一人トランジット。22歳から10年住んだアパートの大家さんを訪問。20年ぶりに新調した喪服で出席したお葬式。正直者で、我が強くて、気が弱い。そんなあさこの“寂しい”だか“楽しい”だかよくわからないけど、一生懸命な毎日。

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