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フィンランドで暮らしてみた

2020.10.30 更新 ツイート

フィンランドでクマさんに出会った 芹澤桂

トレッキング目的で滞在した晩夏の北極圏にて子供が体調を崩したとなると、はっきり言って、やることがない。

これがオーロラ目当ての観光客集まるロヴァニエミだとかサーリセルカなら、悪天候対策に室内アクティビティも用意されているのだけれど、なんせもっと辺鄙なところに泊まってしまったため、近場でできることが少ないのだ。湖の水はとっくに冷たくて泳げやしないし、近くの村はアルペンスキーで有名だけどもちろん雪は積もっていない。その代わり山を楽しみましょうとマウンテンバイクの貸し出しならしているものの子連れでは難しいし、そもそも山で育った私がなぜわざわざお金を払ってまで自転車で山に分け入らなければいけないのか。実家に帰って高校時代の通学ルート(家がある山を降りて高校のある別の山を登る計7キロ)をなぞれば絶対このフィンランドのなまっちょろい山を攻めるよりいい運動になるはずだ。

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フィンランドで暮らしてみた

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暮らしてみて初めてわかった、フィンランドのちゃっかり賢く、ざっくり楽しい、意外な一面。

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芹澤桂 小説家

1983年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2008年「ファディダディ・ストーカーズ」にて第2回パピルス新人賞特別賞を受賞しデビュー。ヘルシンキ在住。

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