完結理由は「作者還暦」。最後までニヒルで人間臭い

 中崎タツヤの『じみへん』が終わりました。分厚い最新刊が『じみへん 仕舞』と題されて本屋の棚に平積みされているのを手に取り、帯を見てこれが最終巻であると知りました。

 作者還暦のため「完結」とし、中崎タツヤも「これにて断筆」とのこと!

 慌てて買って家に帰り、中身を見ると、あとがきに、「じみへんは以上です/ご愛読ありがとうございました」とだけ書いてありました。いかにも『じみへん』の作者らしい素気なさに感動しました。こういうニヒルなところと人間臭さの共存こそが、中崎タツヤの個性なのだとあらためて思い知ったしだいです。

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