バールボッサは書き手、編集者が集まる場所
東京・渋谷のバー「バールボッサ」の店主であり作家の林伸次さんは、1997年にお店をオープンし、その後40歳を過ぎてから文章を発表するようになり、本を出版するに至りました。
10月に発売になった小説『世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。』はそんな林さんが生きているうちに絶対出したかった本だといいます。
このたび、本書の発売を記念して、バーのマスターである林さんは、どうやって文章を仕事にするようになったのか、そして本を作るために作者と編集者は何をするのか、その背景に迫ります。
聞き手は、学生時代からバールボッサに通っている編集者の綾女欣伸さんと、林さんの小説を2冊担当した幻冬舎の竹村優子です。
開催はバールボッサの会場のみ、2ドリンクつきで20名様の限定です。お早目にお申し込みください。
「バーのマスターはなぜ本を出すことができたのか?」トーク概要
<日時>
2024年1月28日(日)14:00~16:00(13:30開場)
<開催場所>
バールボッサ
東京都渋谷区宇田川町41-23 第二大久保ビル1F
TEL. 03-5458-4185
※ビルの右側の入り口に 「ビル関係者以外立入禁止」 というお知らせがありますが、その門を開けて入って下さい
<参加費>
2200円(税込)※2ドリンクつき
出演者プロフィール
林伸次(はやし・しんじ)
1969年徳島県生まれ。レコード屋、ブラジル料理屋、バー勤務を経て、1997年にbar bossaをオープンする。2001年、ネット上でBOSSA RECORDをオープン。選曲CD、CDライナー執筆多数。著書に『バーのマスターはなぜネクタイをしているのか』『バーのマスターは、「おかわり」をすすめない』(ともにDU BOOKS)、『ワイングラスの向こう側』(KADOKAWA)、『大人の条件』『結局、人の悩みは人間関係』(ともに産業編集センター)、『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』『世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。』(幻冬舎)などがある。
綾女欣伸(あやめ・よしのぶ)
1977年鳥取県生まれ。大学在学中からインディーズ音楽レーベルで働き、朝日出版社を経て、現在はフリーで編集や執筆・取材をしながら出版社トゥーヴァージンズでも働く。過去に、武田砂鉄『紋切型社会』、九螺ささら『神様の住所』など様々な単行本、最近は、山本美里『透明人間 Invisible Mom』(タバブックス)や『Chim↑Pom展:ハッピースプリング カタログ』、シリーズ企画『デザインの両面』などを編集。大阪・北加賀屋で開催されるASIA BOOK MARKETの韓国出店者のコーディネートもおこなう。
竹村優子(たけむら・ゆうこ)
1974年熊本県生まれ。実業之日本社、WAVE出版を経て、幻冬舎へ。林伸次さんの小説『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』『世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。』を担当。その他『弱いつながり』(東浩紀)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)、『性と芸術』(会田誠)、『浅草ルンタッタ』(劇団ひとり)、『往復書簡 限界から始まる』(上野千鶴子・鈴木涼美)などの編集を手がける。