 
          
         
          「モノ」を買って満足する時代は終わり、「ヒト」に対してお金を落とす時代となった。
 ライブ、トークショー、サロン、有料メルマガ……。
 たとえ、モノであっても、有名人が作ったもの、推薦したものなど、そのヒトとのつながりを感じられるもの、つながりを得られるものにお金は使われている。
 つまり、かつては、宗教が担っていた分野を、消費が担うようになったのだ。
 そんな「宗教消費」が到来した日本では、どんなビジネスが動くのか――?
 気鋭のコンサルタントが消費の最新動向を分析した完全書き下ろし版。
 
 <目次>
 ■「ヒト」そのものを消費する時代の到来
 ■日本人の消費を描くということ
 ■いまの日本人の消費は「宗教消費」
 ■「自動車」と「衣料」の消費の変遷からわかること
 ■「ロハス」「スローフード」が発明した「正義」としての消費
 ■ユニクロやマクドナルドでは絶対に満たせない領域
 ■グローバル・メーカーも大量に商品を作るだけでは生き残れない
 ■SNS時代の消費者は商品も情報も自分用にカスタマイズしてほしい
 ■忙しい日常は、個性的消費とマス消費の両方を必要とする
 ■自動車販売が40%減少する時代への対応策
 ■フェアトレードに流れるストーリーの重要性
 ■1990年代にナイキが受けた批判と不買運動
 ■ハンドメイドの人生哲学を販売するビジネスの登場
 ■弱者=正義の時代
 ■「この人を信じてみたい」と思わせる等身大カリスマの誕生
 ■現世利益が欲しい私たち
 ■「自分はどう生きるか」と悩み続ける同僚への羨望
 ■自由に選択できる人生だから、自己啓発が必要になる
 ■「無数のカリスマ」を求める必然。宗教消費は続く
 
          
         
          
         
          
         
          
         
          
         
          
         
          
         
          
        
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