自分サイズが見つかる進化系ライフマガジン

たびたびネットをお騒がせしているキングコング西野さん。
絵本作家「にしのあきひろ」さんとしての活躍も、注目されています。
今年の夏は、いろんな試みが盛りだくさん。
独特のモノクロ絵本の世界が、もっともっと大きく広がっていきます。
西野さんの作品に興味のある方のために、この夏の活動の一部をご紹介しましょう。ぜひ、みなさんも参加してみてはいかがでしょうか。

ニュース1：おとぎ町ビエンナーレ

今年の夏、西野さんは「町」を作ります。その名も「おとぎ町ビエンナーレ」。
8月2日（日）から29日（土）の期間限定で、東京・青山に出現する“おとぎ町”です。
会場は、伊藤忠青山アートスクエア。
西野さんのこれまでの絵本3作の原画全点他が、広い会場に所狭しと展示されます。
すなわち、こちらは西野さんの個展なのですが、本人自ら、会場からすべてプロデュースするもので、ただの個展ではないのです。
会場に一歩入れば、びっくり＆ドッキリの空間。西野さんの創る「世界」を感じられます。徹底的に、「にしのあきひろ」を感じてください。
街づくりには多くのボランティアの力も借りることに。みなさんの力も、ぜひお貸しください。
期間中は、時間がある限り、西野さん本人も会場にいて、ビールを飲んでいるそうです。

→おとぎ町ビエンナーレについての詳細はこちら

ニュース2：新しい絵本の制作

西野さんは、次の新しい絵本の制作に入っています。
西野さんの絵本といえば、0.03ミリの黒いペン1本で書き綴ったモノクロの絵が特徴的。
ところが、今回は、何人ものクリエイターを募って、カラーの絵本を「プロデュース」することに。
もちろん、物語と下書きはすべて西野さんですから、にしのあきひろワールドは健在です。それが多くのクリエイターの皆さんの力を借りて、さらに大きく飛躍するのです！
クラウドファンディングにチャレンジ中ですので、ぜひ、こちらもチェックしてください。

→クラウドファンディングの概要・応援はこちら

ニュース3：伊藤忠記念財団「わいわい文庫～マルチメディアDAISY図書～」に、『ジップ＆キャンディ』が仲間入りしました

「わいわい文庫」というのは、視覚障害などの身体障害や、学習障害などの認知障害など、さまざまな障害により紙の本が読めない子供たちむけに、見やすい画面と音声などで読書ができるように電子化した図書のことです。伊藤忠記念財団が、独自に作成したもので、一般的にある「電子書籍」とは違います。
しかもこちらは、西野さんご本人の声で吹き込まれた、電子図書です。
ひとりでも多くの子供たちが、この作品に触れて、幸せな気持ちを抱いてくれますように。

西野さんからのコメント

自分の絵本を朗読するのは少し恥ずかしかったですし、何より声が汚くて申し訳ないのですが、でも真面目に向き合いました。
『ジップ＆キャンディ』は、自分と自分が大切にしている人の運命を受け止め、その中でジタバタと“もがく”少年の物語です。少しでも皆さんの後押しになると嬉しいです。

※来年5月から全国の図書館に配布予定です。5月以降に公共図書館からお借りいただくことになります。（すべての 公共図書館に配布されるわけではないので、ご注意ください）

※一足早く、この西野氏のナレーションが収録されたマルチメディアデイジー図書が、上記の原画展「おとぎ町ビエンナーレ」 の会場にてお披露目されることになりました。ぜひ、会場まで足を運んでくださった折に、ご覧くださいませ。