帰れる場所があればこそ。車寅次郎が優しくなれる背景は…｜幻冬舎ニュース｜幻冬舎plus編集部

故郷愛と美味しいご飯と、余計なお世話でできる“情”

寅さん博士・佐藤利明氏の新刊2冊〔『みんなの寅さん from1969』アルファベータブックス刊、『寅さんのことば生きてる？　そら結構だ』幻冬舎刊〕が、12月9日にめでたく同時発売、シリーズ50作目「男はつらいよお帰り寅さん」も公開間近〔12月27日（金）〕!!

ファン必読の大著『みんなの寅さん from1969』（アルファベータブックス）と、熱き名言集『寅さんのことば生きてる？そら結構だ』（幻冬舎刊）が２冊同時刊行

注目のトークイベント第二弾は、映画『男はつらいよ寅次郎かもめ歌』（第26作）のロケ地・徳島県にて。対談のお相手は、前回のイベントでも大盛況だった人気ラジオ番組「日曜懐メロ大全集」（四国放送、毎週日曜・13:00～15:55）パーソナリティ・梅津龍太郎さんです。

梅津龍太郎（うめづ・りゅうたろう）
徳島県徳島市出身のラジオパーソナリティ。オフィス・ユー・アイ代表取締役。愛称は龍ちゃん。関西テレビ・テレビ愛媛の記者、カメラマンを経てフリーとなる。その後、四国放送「おはようとくしま」のキャスターを昭和58年（1983年）4月から平成3年（1991年）3月の8年間にわたり務める。キャスターの退任後は朝日放送や西日本放送のラジオ番組に出演。また、特定非営利活動法人徳島フィルムコミッションの代表を務めている。山田洋次監督とは長年の親交があり、『虹をつかむ男』（1996年）の徳島ロケーションのコーディネイトを手掛け、自らも出演している。42年、2000回を超える人気番組『日曜懐メロ大全集（四国放送）』パーソナリティとして、映画、歌謡曲の魅力を発信し続けている。

映画では日本中を旅しつつ、葛飾柴又の想いも語る寅さん。故郷は遠きにありて……であったとしても、帰れる場所がある安心感、地元の温かさ、ご飯の美味しさ、家の灯り、ちょっぴり余計なお世話等々を知るからこその“寅の情”。

書籍でも熱く綴られたそんな寅さんの魅力と“寅ビア（寅さんのトリビア）”、待望の新作情報を、徳島で２人がたっぷり語り合います。詳細は紀伊國屋書店・徳島店のHPにて。かけこみ予約、まだ間に合いますのでお早めに。

〈紀伊國屋書店・徳島店トークショー・サイン会情報〉

2019年12月14日（土）14:00～
紀伊國屋書店徳島店そごう徳島店・特別室

『みんなの寅さん from1969』（アルファベータブックス）＆
『寅さんのことば　生きてる？そら結構だ』（幻冬舎）刊行記念
佐藤利明さん × 梅津龍太郎さんトーク＆サイン会

寅さんトークイベントは他にもまだまだ続きます。豪華な対談陣も含め、随時、お知らせしていきますので、どうぞお楽しみに！

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＜著者紹介＞

佐藤利明（さとうとしあき）
1963年東京生まれ。構成作家・ラジオパーソナリティ。娯楽映画研究家として、ハナ肇とクレイジーキャッツ、『男はつらいよ』、エノケン・ロッパなどの昭和の喜劇人の魅力を、新聞連載やコラム、CDアルバム、映像ソフトのプロデュースを通して紹介を続ける、エンタテインメントの伝道師。特にCS衛星劇場「私の寅さん」、文化放送「みんなの寅さん」、夕刊フジ、中日新聞、東京新聞、CD「寅次郎音楽旅」四部作等、寅さん博士としての活躍は有名。著書に、『クレイジー音楽大全クレイジーキャッツ・サウンド・クロニクル』（シンコーミュージック・エンタテインメント）、『寅さんのことば風の吹くまま気の向くまま』（中日新聞社）、『寅さんのことば生きてる？　そら結構だ』（幻冬舎）、『石原裕次郎昭和太陽伝』『みんなの寅さん from1969』（ともにアルファベータブックス）などがある。