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2015.10.15

世界の大富豪の富を呼ぶお金の哲学

secret 5.一回だけ払うお金と支払い続けるお金を常に意識しておられます

新井 直之

secret 5.一回だけ払うお金と支払い続けるお金を常に意識しておられます
     絵/リリッシュワークス

みなさま、初めまして。執事の新井直之と申します。私(わたくし)は、世界各国の大富豪の方々にお仕えし、日常生活から冠婚葬祭、旅行、留学の同行、プライベートな催しまで、ご主人様に成り代わり、あるいは補佐役としてあらゆる事柄に対してご要望にお応えすることが私の役割でございます。
 大富豪の方々にお仕えしている中で、ひとつ気づいたことがあります。実は、大富豪独自の〝お金をどんどん増やす秘密の習慣〟があったのです。
 しかし、大富豪とはいえ、もともとは普通の人。むしろ、遅刻ばかりしてしまう方や、大学への入学資金をすべて起業資金につぎこんでしまった方など、変わった経験をお持ちの方が多いのも特徴的です。
 10/8(木)に発売となる『執事だけが知っている世界の大富豪53のお金の哲学』より一部抜粋し、大富豪にいたるまでの道のりから、お金を増やす秘密の習慣を、全6回にわたりご紹介していきます。
 

 

大きな買い物にはランニングコストがついて回る

 よく「家は一生に一度の買い物」などといわれます。この言葉は、世界各所に何軒もの別邸を持っている大富豪には当てはまりません。
 しかも、家を購入するときは常に一括払いです。大富豪の方々は、ローンを組むということをしません。「莫大な資産があるからできることだ」と言われたら、たしかにその通りですが、単にお金があるからという単純な理由ではないのです。「今支払えるものは今支払う」というのが、大富豪の基本的な姿勢なのです。

 オーストラリアに豪邸を所有されている大富豪は、毎月五〇万円もかかる電気代を節約するため、とうとう一億円の費用をかけて大規模な太陽光発電システムを導入されました。「何年で元が取れるのですか」とお尋ねしたところ、笑いながらこう答えられました。

「一〇年か、二〇年か、元が取れる前に改築しなければいけないかもしれないね。トータルで考えると損かもしれないが、とにかく毎月の支出を減らしたかったんだよ」

 大富豪は、支払い続けなくてはいけないお金に敏感です。必ず発生する支出は、できるだけ抑えようとします。なぜなら、この先もずっと同じ状況が続くとはかぎらないと考えているからです。
 大富豪がどんなに用心深いといっても、二〇〇八年のリーマン・ショックのような出来事が起きると、数百億円規模の資産があっという間に十分の一程度に目減りしてしまうことがあります。
 世の中の経済システムを熟知し、それを上手に活用して莫大な資産を築いた大富豪だからこそ、世界経済の動き次第では資産をいっぺんに失うリスクもあると知っています。
 そんなときには、豪邸のランニングコストが重くのしかかります。とにかくフロアの面積が広く、照明も数多く、プール付きも少なくありませんから、光熱費、管理費、保険料など、豪邸の維持にかかる費用は桁外れです。

 景気が落ち込んで事業にお金を回したいと思ったときに、邸宅にかけるお金はなるべく少なくしたいものです。ローンを組んでいたら、光熱費や管理費に加えてその分も毎月出ていきます。
 景気の良いときでも、悪くなったときの状況を見すえているので、邸宅の購入費用も一括払いを基本としているのです。

 支払いを先送りにしないのは、家のような大きな買い物のときだけではありません。
 例えば、一般の方々だと分割が当たり前のスマートフォンの本体も一括でお支払いになります。一括払いでも割引があるわけではありませんし、分割で支払っても月々たった数百円程度ですが、将来にわたって発生する支出というだけで大富豪は分割払いを避けます。

 保険料も同じです。払込期間にわたって月々保険料を支払うよりも、まとめて支払う一時払いを選びます。まとめて支払うほうが保険料は割安になりますが、保険料の節約が目的ではありません。
 四〇代の大富豪の方は、「五〇代、六〇代になって、高額な保険料を支払えなくなることがあっては困る。今は何も困っていないのだから、まとめて支払ってしまうんだ」とおっしゃいます。

 分割払いではありませんが、スポーツクラブのような月額会費制のサービスも利用しません。私のお客さまに、日々のトレーニングが必要だからと、別邸の一室をリフォームしてスポーツクラブのようなフロアをつくってしまった方がいらっしゃいます。数種類のトレーニングマシーンも設置し、専属のトレーナーまで雇っています。

 トレーニングに飽きたら、多額の投資は無駄になってしまわないかと心配にもなりますが、「月々の会費を支払うよりもマシだよ」とさばさばしたものです。
 大富豪のお金の使い方を何から何まで真似することはできませんが、「現在と同じ収入が、将来にわたって続くとは限らない」「大きな買い物にはランニングコストがついて回る」という感覚を持つのは大切なことではないでしょうか。

 今はお金がないが、長期にわたるローンを組めば高額なものでも買えるだろうという安易な考え方をやめなければ、資産は増えていきません。
 

<お金の哲学 その五>
■買えるときに一括して支払う
■ランニングコストはできる限り抑える


次回『secret 6.持ち家はございません』は10/10(土)公開です。

◎大富豪の秘密企画第一弾の記事はこちらから↓
「成功を引き寄せる大富豪の秘密の習慣」secret 1.派手な装いはなさらない

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