毎日を1%ずつ新しく生きる! 刺激と感動のマガジン&ストア

★がついた記事は無料会員限定

2013.12.05

特集 生き方3.0 國分功一郎×麻木久仁子スペシャル対談

「御用学者」「御用国民」になってはいけない(4/4)

國分 功一郎/麻木 久仁子

「御用学者」「御用国民」になってはいけない(4/4)

前回の記事:國分功一郎×麻木久仁子スペシャル対談(3/4)
 

権力とは距離を取っておくという感覚

麻木 そもそも若い世代は、権力と自分との距離っていうものをあまり考えずに生きてきてる。さっきも言ったように、時間をかけて飼い慣らされてきたわけだから。

 先生の本には「運動を成功させるためなら自民党の人たちとだってつきあう」と書いてあって、それはまさに必要なことなんだけど、自民党と敵対的にでなくつきあおうとするときには、目の前にいるこの人たちは権力を握っている側なんだっていうことをわかっていないといけない。それを重々承知のうえでつきあう人と、「自民党ともつきあえる俺って、さばけてね?」っていう人との間には、雲泥の差があるのよ。

國分 これは悪い意味じゃなくて、いま、麻木さんと僕の世代の違いを感じました。たぶん麻木さんの世代には、まだ「権力は怖いものだから、距離を取っておかないと何をされるかわかんないよ」っていう感覚が残っていたと思うんですね。でも僕らの世代では、もうそういう感覚がなくなっちゃってる。

 そこも、やっぱりバランスなんですよね、安易な結論かもしれないけど。僕、住民運動を応援してて、運動のメンバーから「反対! 反対!」ばっかり言ってちゃダメなんだって、ずいぶん言われたんです。みんなより僕のほうが「反対! 反対!」って言う人間だったから。本に「自民党の人たちとだってつきあう」と書いたのは、そういう経験を踏まえてのことだったんだけど、他方では、自分たちは権力と向き合っているんだという気持ちを絶対に失ってはいけない。そのバランスは難しいですね。

★がついた記事は無料会員限定

記事へのコメント コメントする

コメントを書く

コメントの書き込みは、会員登録とログインをされてからご利用ください

おすすめの商品
  • 日本を応援しよう!
  • 最注目の作家・月村了衛が描く、男たちの絆と献身。
  • 全人類の存在意義を揺るがす大巨編ミステリー
  • 阿刀田高作品一挙電子化!
  • 「要は、やるかやらないか」
  • 「隠蔽捜査」と並ぶ傑作警察小説シリーズ、待望の新章開幕!
  • 「Xデイ」はいつ訪れるのか。
  • やる気を出させて「続ける」コツは脳をだますこと!
  • 生きづらさを抱えたすべての人に贈る!
  • 検索ワードを裏切れ!東浩紀の挑発的人生論。
やる気を出させて「続ける」コツは脳をだますこと!
「要は、やるかやらないか」
蜃気楼家族 1巻無料キャンペーン中!
今だけ!プレゼント情報
かけこみ人生相談 お悩み募集中!