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2013.08.10

2012年8月7日

ロンドンオリンピック2012 男子サッカー 決勝トーナメント準決勝 日本 VS メキシコ

ヤシキ ケンジ

ロンドンオリンピック2012 男子サッカー 決勝トーナメント準決勝 日本 VS メキシコ

 サッカー日本代表 サムライブルー マッチインフォメーション

SAMURAI BLUE vs メキシコ
2012.8.7 イギリス・ウェンブリー競技場
 
 
 日本 VSメキシコ戦がはじまる深夜1時前――。
 いつも通りテレビ前に陣取り、缶ビールを開け晩御飯の残り物の生姜焼きをつまみに、いつもの観戦スタイルを取る。

 メキシコに勝てばまさかの決勝進出!
 女子はメダル獲れるけど男子は無理! と五輪前に言い放ち、44年前の銅メダルのことを未だに持ち出しては偉そうにする釜本氏に金メダルで脳天チョップ&銀メダル握りこみの顔面パンチだ日本代表! と意気込んで缶ビールを開けてキックオフ。
 まあ釜本さんもメディアからコメントを求められるから思った事を答えただけなんでしょうけどね。
 
 大津選手をオカマにするとちょっとだけKABAちゃん似(もしくは、たのしんご)という話を小耳に挟んだりもしたここ最近であるが、そんなどうでもいいことは忘れてしまうほどの鋭いミドルシュートで日本が先制点。が、その後の試合はご存知の通り。
 初失点からの3失点、1-3で初黒星の準決勝であった。
 これはもうどう見ても上手さ、しつこさ、体力面でメキシコに力負けをしたと思わされる試合だった。
 ビハインドの展開から追いつかなければいけない関塚JAPANに打開策はなかった。
 ただ攻撃的な選手を投入するだけで、細かい戦術が見られなかったのが残念。
 五輪前には辛くもメキシコに勝利し自信をつけた日本であったが、そのメキシコに準決勝で負けてしまうというドラマチックな展開でした。
 高嶺の花(ジェニファー・ロペス似)だと思いながら玉砕覚悟で挑んだにも関わらず思いがけず恋が実り、自信をつけて調子に乗ってしまった頃、彼女から振られてしまう……。「貴方の謙虚で実直なところが好きだったの。けど今の貴方はちがう。調子に乗って自分の事を見失っていて何かを勘違いしているわ。サヨウナラ」THE END OF LOVE。束の間の夢をありがとう。僕はチョーシこいてる事に気づきもしなかった。サヨウナラは仕方がない……。僕は貴女に自信をつけてもらい、そして打ちのめされた。僕はやっぱり自分のレベルに相応しい相手と銅メダルを争います――。
 この1カ月ほどのメキシコと日本の関係はそんな感じではなかっただろうか? 全然ちがうかも知れない。そして勝手にジェニファー・ロペスはメキシカンだと思っていたが調べてみたら違ってたし。
 振り返ればU23代表はメキシコに勝ったことで勢いづき、その勢いのままスペインを撃沈させ、ラマダンで断食をしているモロッコ選手前でこれ見よがしに水を飲み、トゥーロンの時とは違うDF陣で相手を困惑させエジプトをボコボコにしてベスト4まで「来てしまった」のかも知れないし、こんなことを書いてると怒られてしまうかも知れない……。
 それはともかく、人間勘違いして調子に乗っているときは、地力以上のモノを発揮するときがあるではないか。スポーツの世界において「調子に乗っている」というのは、イイことなのだろう(チョーシこいてるだけだとムカつくだけ)。が、きっちりメキシコに引導を渡されてしまった日本代表。
 ベスト4に来た時点で、やれ金メダルだ、決勝はもしかしたら韓国とやるかも知れないなどという大会前には無かった景気のいいというか、明らかに我々観ている側もチョーシこきまくりの希望的観測を持ったのも事実。だが冷静に考えたらそんな訳がないのである。『なめたらあかん〜♪ なめたらあかん〜♪』と天童よしみの歌声が木霊してベスト4のアジア組は仲良く銅メダルを争うことになってしまったのである。
「ぺ」とか「ニョ」とか「チャプチェ」とかなんかふにゃふにゃしてる言葉ばっかり言ってるイメージの国なのに、気合いだけはいつも恐ろしい韓国。 
 
 韓国がブラジルに負けた翌日、昼間からビールをすすりつつネットで韓国選手のコメントをあれこれ見ていると、士気が高まりまくっている様子だった。
 MF奇誠庸(キ・ソンヨン)は、ブラジル戦後すぐに「日本に勝てば金メダルを獲得したのと同じくらいうれしい」とのイケイケ発言。
 それに対しチャラ男日本代表こと 大津選手は自身のブログで、「銅は金と同じって漢字で書くから変わらんやろ(笑)」との迷言を放っていた。チャラ男はやっぱりそれくらいポジティブでないといけません。
 しかし、韓国は勝ってメダルを獲れば兵役免除という、本気で泣いて喜びそうなご褒美が待っている様子なのだ。
 韓国初のメダル獲得、兵役免除という大きなオマケがついてくるのは大きなモチベーションになるハズムニダ。韓国サッカー選手は兵役免除が発動することで、海外のクラブチームに移籍しやすくなるというメリットまで付いてくるそうである。まさに韓国選手にしてみたら「今後の人生が懸かっている絶対に負けられない試合」といっても過言ではない。きっと韓国代表監督のホン・ミョンボ(国軍体育部隊出身)は、自身の経験を元に話を盛りつつ、兵役とはいかに厳しくて辛いところであるかと怪談話のように選手たちに言い聞かせては震えあがらせ、「ゼッタイ兵役逃れるムニダ!」と士気を上げさせているのかも知れない。
 
 
 人生を懸けてまで試合に臨むであろう韓国に対し、それに対抗しうる日本のモチベーションとなるものは……木村和司になるしかない!!
 いつぞやのW杯予選の韓国戦でFKを決め語り草となった木村和司のように、『宿敵韓国を破り日本に銅メダルをもたらした○○!!』に俺はなる!
 という ルフィのような強い気持ちで臨んで欲しいものである。
 今大会いいところ無しで叩かれまくってはヘナヘナのヘチマみたいな浮かない顔ばかりしていた宇佐美選手。試合に出たら一躍伝説の英雄になれる大チャンスですよ。
 というわけで、次回この原稿を書く時、どうなっているのかとソワソワしながらスーパーに日本酒とマッコリでも買いに行ってやろうかと思います。
 
 

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