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2014.09.16

キリンチャレンジカップ
VSウルグアイ/VSベネズエラ

ヤシキ ケンジ

キリンチャレンジカップ<br />VSウルグアイ/VSベネズエラ

あぎーれじゃぱん。何回呼んでみても、まだ慣れない。
だが、顔ぶれは新鮮だった。


 

 アギーレJAPAN。アギーレジャパン。あぎーれじゃぱん。
 何回呼んでみても声に出しても違和感が取れない。監督就任が決まってから、何度となく読んだり聞いたりしてきたアギーレアギーレアギーレ。
 アニータ。語感的には一緒だが、全然違うし懐かしい。
 懐かしついでにアニータについて調べていると「笑点では悪い女の代名詞として未だにアニータという名前が通用する」とあった。ほかには男から巻き上げた金でチリに建てた豪邸を紹介する際に「コレミンナ、ワタシのオシリが稼いだノヨ」と言ってたそうである。
 いまもきっと日本のどこかで、第二第三のアニータがお尻で稼いでいることは間違いない。

 アギーレに話を戻すと、当たり前だがつい3ヶ月ほど前までは代表チームをザックJAPANと呼んでいた。「監督変わったんで、今度はアギーレで」といわれても、そんな急に呼び方変えるなんて……とついていけてない感覚がある。
 自分自身、まだW杯の余韻が抜けきっていないのだろうと思う。
「あれだけ期待してたのに、なんだったんだよぉ……」
 という怒りとか悲しみとか残念な気持ちとかいろんなものがまだズーンと消化できないまま残っているわけです。
 で、まだこっちはいろいろ考えてるうちに、次の監督がやってきたわけである。
 例えが非常に不謹慎ではあるが、お母さんが居なくなって、「この人がこれからオマエの新しいお母さんだよ」と父親に言われるが、前のお母さんとの思い出がまだ鮮明すぎて、「新しいお母さんなんてお母さんじゃないやい!」と言ってしまう子供のような気持ちだろうか。
 やっぱり例えがかなりよろしくないなと猛省。
 そんなモヤモヤした思いのままベネズエラ戦を見ていたら、かの松木御大が「アギーレなんかは、まだ隣のおじさんといった感じですけどね。ヘヘヘ」と言っていた。
 やるなあ松木。モヤモヤとしたそれまでの気持ちを松木が代弁してくれた。
 この人は、ちょっと喋りすぎてうるさいけど、居た方が絶対に面白い親戚のオジさんというポジションを確立し続けている。
 アギーレの過去の経歴とかも気にはなるけど、そんなことは重要じゃない。
「アンタはうちに来て、なにをどう良くしてくれるの?」が一番大事なことである。
 実際に、招集された選手に新顔が多かったり、その新顔の選手で武藤や柴崎といった若手が得点を決めたことなど、ザッケローニのときにはなかなか見られなかった新しい風を少しだけ見ることはできた。
 しかも、二人とも本田をおとりに使っての得点であったことが重要なポイントだった。
武藤のシュートシーンなんかは、いままでの他の選手だったら、7割以上の確率で本田にパスがいってたと思う。
 あそこで武藤が本田にパスを出さずシュートを打つと思った人の方が少ないはずである。
 初招集の現役大学生Jリーガーが「自分が決めてやる」と本田にパスを出さず自分でゴールを決めた意味合いというのは、新しい代表の価値観として風穴を開けた大きな一発だと思う。

 まだまだ2試合終わっただけで勝ち星もないアギーレ新監督だが、これから呼ぶ新顔選手にチェックを入れつつ、次のジャマイカ、ブラジル戦も楽しみになってきたことは間違いないのである。
 

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