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2013.10.13

2013 欧州遠征 強化試合 日本 vs セルビア

ヤシキ ケンジ

2013 欧州遠征 強化試合 日本 vs セルビア

 

サッカー日本代表 サムライブルー マッチインフォメーション

SAMURAI BLUE vs セルビア

2013.10.11 セルビア

試合結果

 

 オーストラリアはフランスとの親善試合で0-6と敗れ、試合の数時間後に監督であるオジェックは解任された。負け試合の後には必ず監督解任論が持ち上がり、成績不振が続くと素早い判断で解任されてしまうのがサッカー界の宿命ともいえる。

 オーストラリアは日本と共にW杯予選でアジアのライバルとして火花を散らし合い、共にW杯出場を決めた国である。このニュースを知ったとき、対岸の火事ではないと思ったのだが、しかしやはり日本はW杯が終わるまでザッケローニを解任することはないのだろうと思い直した。

 ザッケローニは協会から課せられたノルマである「W杯出場」を達成しているからである。そしてもうひとつのノルマでもある「強豪国との差を縮める」こと。これは、「W杯優勝」や「ベスト8」などと数字としてはっきりと現れていない非常に曖昧なノルマだということは、ウルグアイ戦後のコラムにも書いた通りである。

 試合後、ザッケローニはこうコメントしていた。「セルビアのような強豪国相手に、内容で上回ったことについてはポジティブだった」。

 強豪国との差は縮まっている、むしろ上回る位だったが結果としては負けてしまったので仕方がないとでも言いたげなコメントである。

 こう言われると、ノルマを達成している監督を解任する理由など協会に挙げられるはずもない。日本という国が大好きで、この仕事に誇りを持っているし、日本は強豪国との差を縮めてきてもいる。というザッケローニの発するメッセージは、実は協会に向けたプレゼン要素も多分に含んでいるのではないかと思うようになってきた。自分が非難(解任)されない為の予防線を常に張り巡らす世渡り上手の策士なのかも知れないと。伊達にイタリアのビッグクラブを渡り歩いてきたわけではないのであろうと推測する。

 いや、もしかするとそうではないのかも知れない。もし彼が策士だとするならば、後半の残り数分で「声かけるの忘れてたヨ!」といわんばかりに慌てて乾やハーフナーを投入などという、うっかり采配をするものかとも考える。

 無策のように思わせて実は策士なのかも知れないし、策士のように見えて実はなーんも考えていないで、就任当時よりも目に見えて少しずつ頭髪のフォーメーションが寂しく変化してきているだけなのかも知れない。

 

 強豪国との差を縮めるにはどうすればいいのか。 

 そんなザッケローニも課題は明確に見えているようで、試合後のコメントからも明らかである。

「いつものようにチャンスの数にゴールの数が結びつかなかった」

 チャンスをものにすること。つまり決定力を上げるという至極当然のことなのである。いつもそうだと分かっているなら、なんとかならないのかと思ってしまうのだがどうにもならないものらしい。しかしなんとか決定力をあげないと、強豪国との差を縮めることは無理な話なのである。奴らは決めてくる。

 このままの調子だと来月に予定されているオランダ戦、そしてW杯予選でセルビアを退けW杯出場を決めたばかりのベルギー戦(未定)は、惨敗することが目に見えているようなもの。また試合後には、「我々はチャンスを活かすことが出来ず、相手の方が数少ないチャンスをモノにした」というような同じようなコメントを繰り返しているのが目に見えてしまうのだ。そんな敗戦の弁は誰もがもう聞き飽きている。

 数多くチャンスを作り出すことが出来るのは、もう分かった。

 来月の2戦も合わせた3試合の欧州遠征のなかで、見たいことは明快である。

 どんなに優れた戦略やフォーメーションよりも「ゴール前でのチャンスを確実にものにすること」だけである。

 

 

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