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歴史を生き抜いてきた伝統芸能の懐の深さ

「人間の能力とその価値」をテーマに3日連続で開催された幻冬舎plus10周年記念講座。

11月18日（土）の二日目は、ライターの九龍ジョーさんと乙武洋匡さんによる「伝統芸能最前線～今見るべき革命児たちとその精神～」講座です。

伝統芸能の世界における革命児たちを積極的に紹介してきたライターの九龍さんが、今回の講座で話をしたいお相手として名前を挙げられたのが、乙武さんでした。頻繁に歌舞伎の劇場でお見かけするので、相当に造詣が深いはず、という九龍さんの読みはおおいにあたり、初対面と思えないほどにトークは盛り上がりました。

歌舞伎も落語も、演目はほぼ同じ。ストーリーがわかっているのになぜおもしろいのか？　何を見て、どう楽しんでいるのか？　についてご自身の見方を語るおふたりの話を聞いていると、伝統芸能は敷居が高いものでも、特別な知識が求められるものではないことがよくわかります。

ただ、能についてはまだ楽しみ方がわからないという乙武さんに「能は装置であり、能はサウナ」と回答する九龍さん。お気に入りの能楽堂を見つければいい、と。

各界の注目演者の紹介もあり、参加者の方からは「すぐに見に行きたくなった」「次の公演をさっそくチェックした」という感想が続々と届きました。

爆笑と興奮に満ちた、伝統芸能の見方が180度変わるトーク。自信をもっておすすめいたします。

お見逃しの方は、期間限定でアーカイブ動画を販売しております（視聴期限：2024年1月月15日23時59分）。ぜひご利用ください。