一定の間隔をおいて持続的に練習する
レズリー・ショーンは、ゴルフにおける心理の研究で知られた人だ。この名言は、彼の著書The Psychology of Golf(1922年)に出てくる。
「もしゴルファーが、六日間一日に10分ずつパッティングの練習をすれば、一週間に一度まとめて60分練習するよりもはるかに上達が早い」
たしかに、毎日少しの時間でも反復練習することは、たまにコースで1時間の練習をするよりも効果は高いものだ。この理由について、ショーンは次のように説明している。
「記憶を作るには、一定の間隔をおいた反復によるものが最もすみやかで、かつ持続的な結果を得る。パッティングというものは、一度練習を中断するとすぐに低下し始めるものだ」
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
ゴルフは名言でうまくなる
スコアアップの鉄則は、古今東西・名選手の金言に学ぶ。読むだけで100を切る! 知的シングルゴルファーになるためのヒント。
- バックナンバー
-
- 「進歩の遅い人間に限って、スイングのあれ...
- 「顔が良くて、打ち損ないが少ない。それこ...
- 「パッティングでもショットと同じ様にタメ...
- 「人は変えられへんけど、自分は変えられる...
- 「スウィングは指紋と同じ、あなたの打ち方...
- 「ゴルフでは、左手がスウィングをリードし...
- 「プロゴルファーで、身体のどこも痛くない...
- 「ショートパットは、ラウンド前の練習グリ...
- 「左打ちなんていう発想は私には正直なかっ...
- 「2番アイアンも5番ウッドも使いたいホー...
- 「パッティングのうまい人に、フォローをダ...
- 「率直に言って、クラブは昔のものより今の...
- 「スクエア・トゥ・スクエアとは、終始クラ...
- 「諧謔(ユーモア)と皮肉のゲームが、とて...
- 「ゴルフは、自分の生き方のシミュレーショ...
- 「ゴルフでは、『いい人柄』と『いいスウィ...
- 「練習場では、あなたをトラブルに陥れるク...
- 「ゴルフのスウィングというのは、なかなか...
- 「ゴルフがある幸せ。」――夏坂健
- 「いつも同じ顔ぶれでプレーしていると、強...
- もっと見る