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私は演劇に沼っている

2024.05.26 公開 ポスト

「1位」になったことがない私が見つけたオンリーワンの世界私オム(脚本・演出家)

先日、演出家として参加した「演劇ドラフトグランプリ」という企画でグランプリをいただいた。

その企画内容は5つの座組みをドラフト形式で選抜し、5名の演出家が各チームに振り分けられるもので、テーマに沿って作った20分のオリジナル作品を、日本武道館で一日限り本番を披露するというもの。

名だたる演出家さん達の中に加えていただき、演劇界隈の第一線で闘っている役者たちとお芝居を作れて、演劇の世界で生きているものからすれば参加させてもらえただけでとても光栄なことである。そのような場所でグランプリをいただけるとは何とも有り難い。どの作品も本当に素晴らしく、私の座組みがグランプリをいただけたのは数多の奇跡の連続であったと心の底から思う。

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私は演劇に沼っている

脚本家、演出家として活動中の私オム(わたしおむ)。昨年末に行われた「演劇ドラフトグランプリ2023」では、脚本・演出を担当した「こいの壕」が優勝し、いま注目を集めている演劇人の一人である。

21歳で大阪から上京し、ふとしたきっかけで足を踏み入れた演劇の世界にどっぷりハマってしまった私オムが、執筆と舞台稽古漬けの日々を綴る新連載スタート!

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私オム 脚本・演出家

1989年生まれ。大阪府出身。代表作は、女優の水野美紀氏と共同演出作品「されど、」(脚本・高橋努、えのもとぐりむ、水野美紀)や角川文庫より出版されている小説原作の舞台「怪盗探偵山猫the Stage」(原作:神永学)の脚本と演出、スーパー戦隊シリーズで主演を務めた伊藤あさひ初舞台作品の「五月雨」など。身近に感じる日常にドラマを生み出し、笑いを挟み込みながら会話劇で展開する作風は各テレビ局関係者からの評価も高い。また、10代の頃から国内や海外を放浪していた経験を持ち、様々な角度から人物を描き、人間の悩みや苦悩葛藤を経ての成長に至る描写を得意とする。近年では原作のある作品の脚本演出のオファーが相次いでいる中、自身のオリジナル作品の上演を定期的に行い、多くの関係者が観劇に訪れている。

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