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結婚って何?

2023.05.26 公開 ツイート

なぜ同性婚が必要か 寺田和弘(NPO法人EMA日本理事長)

「配偶者は異性に限る」と明確に定めた法律はないにもかかわらず、民法や戸籍法の「夫婦」という言葉が「男女」を差すとして、法律上の性別が異性どうしでないと婚姻が認められないとされている日本。昨今は、裁判や国会、世論などで一定の動きが出てきてはいますが、こうした動きが高まる10年近く前から「同性婚の法制化」を求めて活動し続けてきた「NPO法人EMA(いーま)日本」の代表を務める寺田和弘さんに、活動を始めたきっかけと、現状の壁、今後の展望などについてご寄稿いただきました。

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家族にすら本当の自分をわかってもらえない孤独

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結婚って何?

<第一弾>事実婚や別居婚、別姓に向けたペーパー離婚など、典型的な結婚制度や生活スタイルに不自由を感じ、自由な形を模索する人が増えてきている今、あなたにとっての「結婚」とは。

<第二弾>社会の意識の変化、要望があっても、“選択的”夫婦別姓や同性婚の法制化が進まないのはなぜなのか。「夫婦同姓」でないと認められない権利や利益とは? 夫婦別姓の各国事情は? 婚姻制度の不平等を考える。

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寺田和弘(NPO法人EMA日本理事長)

1998年慶応義塾大学法学部卒。同年日本商工会議所入所、1999年外務省在デンマーク日本大使館(コペンハーゲン)。2004年参議院議員政策担当秘書。2014年デンマーク大使館上席政治経済担当官。1989年に世界で初めて事実上の同性結婚を認めたデンマークにおいてゲイやレズビアンの人達、その家族や友人、同僚の人達も含めて、誰もが自然に社会の一員として生きている姿に共感。さらに日本の国会で法律ができるプロセスを身近に経験したことから、日本でも同性結婚を認める法律が必要であると同時に、実現可能だと考え、2014年2月にNPO法人EMA日本を設立。EMA日本HP→http://emajapan.org/

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