
梅雨に入り、色んな色の紫陽花が咲きはじめましたね。いかがお過ごしでしょうか。大西桃香です!
もうすぐ父の日ですね。皆様はお父様になにかする予定はありますか?
私は母の日に、これからの季節に使える家電製品をプレゼントしたので、父の日はお高めのお肉をお家に送りました。自分の稼いだお金で買ったいいお肉、本当なら一緒に食べてみたかったなあと思いつつ。ママとお兄ちゃんがパパの分まで美味しく頂いてくれました!
感謝の気持ちは当日に伝えたいと思います。
パパに限らず、誰かに直接感謝の気持ちを伝えられる時間は本当に貴重なものだと思います。普段は言えない恥ずかしい気持ちもきっとあると思いますが、この機会に是非感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
さて、エッセイ第11回は熊本県です!
熊本県には幼い頃、親戚の結婚式の為に行ったことがあります。人生で初めて飛行機に乗った思い出です。初めての飛行機はすごく記憶に残っていて、飛び立つ前の加速。今まで体験した事がない速さで飛び立つ瞬間は体がふわっと浮くような感じで。あの頃はなんだか遊園地のアトラクションみたいで楽しかったのを覚えています。
空から見た景色はとても綺麗で、雲の中にはいったら思い描いてたものと違くて「うーん」ってなった記憶があります。もっとふわふわでもふもふで、いつか雲の上で寝転がりたい! って思っていたので、現実はただ前が見えなくて絶妙な気持ちになったのが懐かしいです。(笑)
今回飲んでみた日本酒は特別純米酒 秋水です。低温で熟成させた日本酒で、芳醇な香りとふくよかな口当たりが特徴だそうです。
ところで「特別純米酒」ってなんだろうと思い調べてみると、原料は純米酒と同じく米と米麹で、精米歩合が60%以下、または特別な醸造方法で造られている、香味・色沢が特にいい日本酒のこと。ちなみに「精米歩合60%以下」とは、4割以上磨いたお米を原料にするということみたいです! 勉強になる!
おちょこに注いだ時の香りは、穏やかなんだけどすっと抜けるような爽やかな甘い香り。口に含んでみるとほんのりとした甘味とお米の旨みが口に広がります。ふわふわと優しい、なんだかお日様を沢山浴びた温かいお布団のようです。飲み込んだ後、ほんの少しだけ苦味も感じて、でもさらっとしているのでとても飲みやすく感じます。とっても美味しい。
この日本酒は色んな料理に合うような気がするし、料理の味を引き立ててくれそうです。
私なら白身魚のホイル焼きとかと合わせてみたいなあ。濃厚なしっかり味のするものと合わせてみたいなって。しめじとかえのきも一緒に加えて、ネギも添えたりして。絶対美味しい!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の日本酒
都道府県:熊本県
酒蔵:河津酒造
酒名:特別純米酒 秋水(とくべつじゅんまいしゅ しゅうすい)
酒質:特別純米酒
使用米:華錦
精米歩合:60%
アルコール度数:15度
大西さんによる朗読でもお楽しみいただけます
撮影:Sasaki Nobuyuki
NiHonShu47 47の素敵な日本酒

奈良県のPR活動の一環で出会った日本酒にドはまりした、AKB48チーム8大西桃香さんによる、日本酒エッセイ連載。
飲むのが好きなだけではなく、酒蔵とコラボして大西さんプロデュースの日本酒を発売したり、本格的な日本酒の知識を身に着けるべく日本酒作り体験を行ったりと、日本酒をもっと知るために奮闘中の大西さんが、毎回各都道府県のご当地日本酒をそれぞれ1本、レコメンド。試飲した印象や酒蔵のこと、製造方法、さらにはその都道府県の印象など、大西さんが徹底解説します。
47都道府県の47の日本酒=NiHonShu47を決定します。