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1日500円の小さな習慣 「隠れ貧乏」から「貯蓄体質」へ大変身!

2022.07.03 更新 ツイート

「○円以上で送料無料」の落とし穴 ネット通販の賢い利用方法とは 横山光昭

毎朝、300円のラテを買って出社する。「送料無料」のために余計にモノを買う。「格安SIM」を検討したことがない……。もし思い当たるところがあれば、あなたは「隠れ貧乏」かも? 将来、後悔しないためにも読んでおきたいのが、ファイナンシャルプランナーで「家計再生コンサルタント」の横山光昭さんによる『1日500円の小さな習慣』です。実践すれば、みるみるお金が貯まるようになる本書から、ぜひ試していただきたいメソッドを紹介します。

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かえってお金をムダにしている?

「無料相談」「手数料無料」「送料無料」「登録料無料」「年会費無料」「体験無料」

世の中には「無料」をうたったサービスがたくさんあります

(写真:iStock.com/takasuu)

そうした「無料」のサービスをうまく活用すれば、ムダなお金を節約できるのではないかと思われるかもしれませんね。

しかし、「タダより高いものはない」ということわざがあるように、「無料」の裏には必ず意図があるので、無料に飛びついたものの、無料では済まなかった、ということが多々あります。

 

たとえば、「無料」の響きにつられてセミナーに招かれ、勧められるまま高額な情報商材をうっかり買ってしまったり……。

今なら1カ月お試し無料!映画見放題!」のキャッチフレーズにつられて有料放送にお試し加入し、気付けばほとんど視聴しないうちに無料期間が過ぎて、年会費や月額視聴料が引き落とされていたり……。

3000円以上送料無料」だからと、本当は必要のない商品を追加で購入したり……。

 

保険の無料相談も、窓口の代理店が保険会社から手数料をもらって成り立っているため、代理店が手数料を稼ぎやすいプランを勧めていることがあります。

「無料相談できるなんてラッキー」と思いきや、実は高額な生命保険に加入するように巧みに誘導されているかもしれないのです。

 

ある男性は、携帯電話の料金を引き下げたくて、代理店の窓口に相談に行ったところ、「今ならこのプランを追加すると、3カ月無料でこんなサービスが受けられますよ」と勧められ、プラス料金を支払って帰ってきたそうです。

しかも、その無料のサービスもよく見ると自分はほとんど利用しないような内容だったようです。

 

このように、「無料」にすぐ飛びつく人は、「無料」の落とし穴に知らずに落ちて、かえってお金をムダにして失敗していることがあります。

「無料」とうたっていてもそれが商売である以上、必ずどこかにお金を落とさせるからくりがあることを肝に銘じてください。

そうしたことにもっと敏感になって、「無料」を疑うリテラシーを鍛えると、「無料」というだけで安易に飛びつかなくなります。

そのワンクリックが命取りに

宅配してもらうついでに、これも頼んじゃおう」

送料がもったいないから、ついでに追加で買っちゃおう」

すぐに腐るものでもないから、ついでに持ってきてもらおう」

スーパーなどの宅配や、カタログ通販を利用している人は、どうせ持ってきてもらうのだから、「ついでに」あれもこれも頼もうという「ついで消費」をしがちです。

カタログを眺めているうちに、「今月のおすすめ品」や「お買い得商品」など、魅力的な売り文句につられて、特に必要がなくても「ついでだから」と購入してしまう心理が働いてしまうのです。

(写真:iStock.com/William_Potter)

実際にスーパーマーケットに行って買いものをする場合は、重くて持てなくなるほどの食材を買おうとはしないでしょう。

しかし、それが玄関まで持ってきてくれる宅配だったら、1週間や1カ月単位で見ると食べきれないほどの量の冷凍食品を「どうせいつか食べるから、ついでに」と、あれこれ買い込んでしまう傾向が見られます。

しかも、その場で財布からお金を出すわけではなく、支払いは口座振替で翌月に引き落とされたりするので、出費に対する意識も甘くなりがちです。

その結果、食費や日用品費の金額が必要以上に多くなってしまいます。

宅配やカタログ通販を利用するときは、「ペットボトルや米など、重いものだけを買う」といったルールを決めて、ついで消費を抑制するのが得策です。

 

また、日用品も多めにストックしてあると、消費スピードが加速します

たとえばティッシュペーパーやトイレットペーパーをまとめ買いすると、「まだこんなにある」という安心感から、いつもよりも使用量が多くなる傾向が見られます。

これでは、まとめ買いで多少割安に購入できたとしても、全体的に見たら決してお得ではありません。

不必要なまとめ買いはしないというルールを決めて、必要な量だけストックするようにすると、もっと大切に使うようになって、結果的に出費を削減できます。

デビットカードで支出を「見える化」

アマゾンや楽天市場をはじめとするネット通販は、スマホやパソコン上で、いつでもどこでも注文ボタンをクリックするだけで買いものができるので、必要以上に買いすぎてしまいます。

(写真:iStock.com/oatawa)

財布からお金を出して買いものをする場合は、500円玉が1枚減った、1000円札が3枚減った、1万円札が5枚も減った……という風に目に見えてお金が減っていくので、ある種の「痛み」を実感することができます。

しかし、お金にもお財布にも触れないまま、カートに入れてポチッと決済できるネット通販のクレジットカード払いは、お金を使ったという実感が必然的に持てません

 

しかも、後払いだと、お金を使っても、銀行口座のお金はすぐに減らないので、なんとなくお金に余裕があるように錯覚しがちです。

そのため、「欲しい」と思ったら、24時間いつでも買えるネット通販で、「ムダ買い」や「買いすぎ」の失敗をしてしまいやすいのです。分割払いが重複すれば、想定外の高額な支払い請求に後で真っ青になる可能性もあります。

 

こうした失敗を防ぐには、支出を「見える化」することが大切です。

VISAやJCBの加盟店で利用できるクレジットカード会社のブランドがついたデビットカードを使えば、買った金額が自分の銀行口座から即時決済されるので、自分でいくら使ったか実感できます。

通常のクレジットカードで支払う場合は、翌月に引き落とされるとしても、利用した金額は既に支払ったと考えるようにするために、実際にクレジットカード利用額と同じ金額を支払い用口座に入金しておきましょう。そうすると「これだけ使ったんだ」ということを、肝に銘じることができます。

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この続きは書籍『1日500円の小さな習慣』をご覧ください。

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1日500円の小さな習慣 「隠れ貧乏」から「貯蓄体質」へ大変身!

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横山光昭

家計再生コンサルタント。株式会社マイエフピー代表取締役。これまで1万人以上の赤字家計を再生してきた庶民派ファイナンシャルプランナー。『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)、『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『貯められる人は、超シンプル』(大和書房)など、家計再生、投資関連の著書の累計発行部数は259万部以上。日本経済新聞電子版での連載など、各種メディアでの執筆、講演も多数。

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