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結局だらしな日記

2021.10.08 更新 ツイート

激重な腰をようやく上げてついに打ったよワクチン!の巻(9月末~10月頭) 藤田香織

9月某日

特筆すべきことは何もなく(それが日常!)、あーもうほんと、毎日毎日「今日何食べようかな」って考えること自体に飽きたわ! と、飽きもせず同じことをウダウダ思い始めていた黄昏時。晩ごはんの検索でもしますかね、とTwitterを開いたら、タイムラインが妙にザワザワしていた。

 

今更だけど、果たしてこの日記を読んでくれている方のうち、何割ぐらいに「Twitterのタイムラインがザワザワする」という感覚を説明なしで御理解頂けるのだろう。
説明すべきだろうか。

いやまぁ簡単に言えば、タイムラインというのは、自分がフォローした人(リアル社会の知り合いや友達や、趣味が合うとか興味があるとか、好きだからとか嫌いだからといった何らかの理由で選んだアカウント)たちのツイート(投稿)を中心に流れてくるので、それが「ザワザワしている」ということは、自分が関心のある物事に「何かあった」場合が多い。私の場合、ハロプロの誰かが卒業することを、この「ザワザワ」で知ることが多いのだけれど、今回は追ってみると嵐のふたりの結婚報告だった。

へぇー! 櫻井くんと相葉ちゃん結婚したんだ!
そりゃ大変だ。結構なニュースだ! いやいや担当さん(櫻井くん&相葉ちゃんのファンのこと。ジャニオタ用語)ショックだろうなぁ。まぁでも、ふたりともアラフォーだし。

なんとなくそんな報道は前からあったし。ふたり同時にっていうのも、うん、ひとりよりはいろいろ和らぐような気もしなくもないし。っていうか、大野くんや松潤じゃないんだ? あー、そう考えると嵐って結構恋愛事情が一般(=ジャニヲタではなかった&今尚嵐に特別な関心があるわけでもない私)にまで知られてたんだなぁ。大変だよなぁ。どこまで本当のことだったのか知らないけども。
てな、ごくごく一般的と思われる感想を抱いた。
の、だ、け、れ、ど!

いろいろ追っていくと、そのなかに<〇〇年の真剣交際を経て>というような情報があったのだ。ニュアンスとしては、お相手は、そんなに長い間、支えてくれた女性なんですよ~素敵ですね! みたいな「いい話」モードであり、それは確かにそうかもしれないが、今やジャニヲタ(しかもジュニア)となった私的には、結婚の事実よりも、むしろそのことの方がきっついわ!! と思った。

アイドルとはいえ結婚は、まぁもう40にもなればしょうがない。推しがそういう選択をしたのであれば、「おめでとう!」と言ってあげたい。そうは思っていてもですよ、交際歴〇〇年なんてことは知りたくないわけですよ! え? なにそれ、じゃああの時もあの時も、その彼女と付き合ってたんだ。あー、何なら一緒に住んでたのか。帰ったら彼女が家にいたわけですか。そうか。そうなんだ。はぁ……。てな想像が脳内を駆け回るに違いない。そりゃもうアイドルを自分のリアル恋愛対象としてまったく見ていない私でさえそう思うんだから、人生かける勢いで応援してきた担当さんの心中たるや……!

てなことを考えながら、Travis Japanのメンバーがアラフォーになったら、自分は70歳近くなるという事実に慄く。こわっ!

<最近の読書>
炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク X VII』(石田衣良著/文藝春秋¥1760)……出れば必ず読んでしまうシリーズもの、と言い続けてからも既に10年以上経ってる気がするのにやっぱり読んでしまう。そして永遠に脳内でマコト=長瀬くんに変換される。コロナ禍の話もあって、現実と非現実のバランスがやっぱり好み。表題の最終話が読み応えはあるけど、「巣鴨トリプルワーカー」も良かった。
ばにらさま』(山本文緒著/文藝春秋¥1540)……がっつり読ませる長編も良いけど、私は山本文緒の短編が好きで、楽しみに少しずつ読み進めた。何が好きなのかを考えるに、登場人物の考えていることがはっきりくっきり分かりやすくないところが、「イヤほんと、人ってそういうものよな」と思うのだ。あと、本書各話の終わり方が新鮮で、おおー! とか ぐぅぅ……と6話とも変な声が出そうになった。また読み返したい。

こちらのトラ着ぐるみ松倉くんが櫻井くんの年になる頃、私は68歳くらいなはず!曖昧なのは自分の今の年齢に自信がないからです。えー?

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藤田香織

1968年三重県生まれ。書評家。著書に『だらしな日記 食事と読書と体脂肪の因果関係を考察する』『やっぱりだらしな日記+だらしなマンション購入記』『ホンのお楽しみ』。近著は書評家の杉江松恋氏と1年半かけて東海道を踏破した汗と涙の記録(!?)『東海道でしょう』。

Twitter: @daranekos
Instagram: @dalanekos

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