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幻冬舎大学 大人のためのカルチャー講座

2021.08.27 公開 ツイート

【アーカイブ販売決定!】宮台真司×上野千鶴子×鈴木涼美「制服少女たちのその後」を語る 幻冬舎編集部

8月26日、上野千鶴子さん、鈴木涼美さんによる『往復書簡 限界から始まる』刊行記念イベントとして、著者のお二人に社会学者の宮台真司さんをゲストにお迎えした、「『制服少女たち』のその後を語る」講座がオンラインにて開催されました。
 

この企画の背景は、『往復書簡 限界から始まる』のなかで、鈴木涼美さんが女子高校生時代のブルセラ体験を語っていることにあります。「目の前で自慰行為をする男性の滑稽で情けない姿を浴びるほど見たこと」が「男性への絶望」につながり、今なお逃れられないと繰り返し書かれていました。

それに対し上野さんは、「10代のうちに性が対価をともなうものであること、そして、欲望の市場が男性の陋劣(ろうれつ)な性欲によって成り立っていると知ったことは不幸なことだったかもしれない」と返信されています。

そこで、当時の1994年に、『制服少女たちの選択』を発表し、女子中高生が援助交際をしたり、ブルセラショップで制服や下着を売ったりする現象を社会システムの問題として分析した宮台さんとともに、あの時代はなんだったのか、そして、2021年の現在にどう接続しているのか、ということをお話いただきたいと思いました。

宮台さんと上野さんは20年ぶりの再会。鈴木さんは、お二人の本で社会学を知り、宮台さんの本を読んだあとで、ブルセラ少女になった、と言います。

話は、宮台さんが援交少女たちへの責任を感じているという発言から始まりました。宮台さんが変容するにいたった理由、女子高生という記号に欲情し、いまなお自己愛にとらわれたままの男性への上野さんの厳しい指摘、制服少女だったときの気持ちを否定しない鈴木さん。母親の怨念に抱え込まれた男性たちの問題から、「性」をいかに学習し、「愛」に気づくかという話題へと発展しました。

なれ合うことのないお三方の緊張感に満ちた2時間でした。

お見逃しの方には、期間限定でアーカイブ動画を販売しております(視聴期限:9月10日<金>23時59分)。ぜひご利用ください。

 

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