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ぼくは、平熱のまま熱狂したい

2019.07.02 更新 ツイート

ヤブイヌ、その原始的で狂おしいほど残念な魅力宮崎智之

日常生活を平熱のまま見つめ、言語化することを得意とする宮崎智之さん。なにげない日々のなかには静かな熱狂が埋まっているのです。

ぼくには、日常で見たものや現象を概念化し、独自の言語を作り出すという癖がある。

たとえば、赤ちゃんのことを心の中では「ほげ」と呼んでいる。これはずいぶん昔からのことで、いつ、どうしてそう呼ぶようになったのか定かではないものの、おそらく中学生くらいから使い始めたのではないか。もしかしたら出典があるのかもしれないが、今になっては記憶が曖昧だ。

ほげは「ほげる」という動詞にも変換され、抱っこ紐に吊るされて、爆睡しながら移動している赤ちゃんを見ると、「ほげってるな」と思うし、新幹線や飛行機の中で泣いている赤ちゃんも「よいほげっぷりだ」と微笑ましく感じる。小学校高学年になった姪の「ほげ度」が、どんどん薄れていってしまうのが少し寂しい。甥は、まだまだほげっている。

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宮崎智之『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』

どうにもしっくりこない人がいる。スーツ姿にリュックで出社するあの人、職場でノンアルコールビールを飲むあの人、恋人を「相方」と呼ぶあの人、休日に仕事メールを送ってくるあの人、彼氏じゃないのに〝彼氏面〟するあの人……。古い常識と新しい常識が入り混じる時代の「ふつう」とは? スッキリとタメになる、現代を生き抜くための必読書。

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コメント

宮崎智之 Tomoyuki Miyazaki  高石さんと同じく、ヤブイヌが大好きなぼくのエッセイがこちら!(要会員登録ですが、ものの数分で完了する簡単なものです) ヤブイヌ、その原始的で狂おしいほど残念な魅力|ぼくは、平熱のまま熱狂したい|宮崎智之 - 幻冬舎plus… https://t.co/9wMfMSjlY0 2日前 replyretweetfavorite

ぼくは、平熱のまま熱狂したい

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宮崎智之

フリーライター。1982年生まれ。東京都出身。地域紙記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。日常生活の違和感を綴ったエッセイを、雑誌、Webメディアなどに寄稿している。著書に『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)、共著『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)など。
Twitter: @miyazakid

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