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ぼくは、平熱のまま熱狂したい

2019.06.03 更新 ツイート

明るさは滅びの姿であろうか宮崎智之

日常生活を平熱のまま見つめ、言語化する宮崎智之さんの新連載。静かな、冷静な熱狂とはどんなものなのでしょう――? それはなにげない日々のなかに埋まっています。
 

太宰治の滅び、もしくは二瓶さんとの雅な蹴鞠

お酒を浴びるように飲んでいた時代の知り合いに、二瓶さんという男性がいる。

ぼくは現在、お酒を飲まない。といっても元は大酒飲みであり、フリーランスになったことをいいことに毎日朝から酒を飲んだ挙句、急性すい炎を二度やり、ついでにアルコール依存症とも診断されて、30代中頃で早々にお酒を引退した。二瓶さんは、まだぼくがお酒を飲んでいた時に主戦場としていた下北沢の酒場で出会った、40代中頃の男性だ。

太宰治の『右大臣実朝』という中編のなかにこんな言葉が出てくる。

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宮崎智之『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』

どうにもしっくりこない人がいる。スーツ姿にリュックで出社するあの人、職場でノンアルコールビールを飲むあの人、恋人を「相方」と呼ぶあの人、休日に仕事メールを送ってくるあの人、彼氏じゃないのに〝彼氏面〟するあの人……。古い常識と新しい常識が入り混じる時代の「ふつう」とは? スッキリとタメになる、現代を生き抜くための必読書。

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コメント

hikki💜JAEFANS  @rinrinrinko30 本じゃなくてweb連載かも?? それだけになりたくない、はわかる😂 https://t.co/e2imhdbvec 5日前 replyretweetfavorite

ぼくは、平熱のまま熱狂したい

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宮崎智之

フリーライター。1982年生まれ。東京都出身。地域紙記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。日常生活の違和感を綴ったエッセイを、雑誌、Webメディアなどに寄稿している。著書に『モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ』(幻冬舎文庫)、共著『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル)など。
Twitter: @miyazakid

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