
「怒るよりむしろ傷ついたか」報道にしっくりきてしまった

お笑いのM-1グランプリ2018を観て「へー、すごいね、面白いね」と思っていたら、その打上げで、芸人のスーパーマラドーナ武智正剛さんと、酔っぱらったとろサーモン久保田かずのぶさんらが、審査員・上沼恵美子さんに対する批判をSNSでライブ配信して、大きな騒動になってしまったとのこと。とにかく、酔っぱらったらせいぜい個別のメッセージに留めて、SNSで発信するのは絶対にやめたほうがいいと思った。芸人さんとか、そういう仕事で必要な人は仕方がないんだろうけど、それ以外はSNSってほぼいいことないよね? 他人のキラキラな生活を見せられて楽しい?
この騒動について、上沼恵美子さまご本人ではなく、マネージャーが「怒っているほうが面白いでしょうけど、全く。デマも流れましたが、冷たい言い方になりますけど本人は全く興味がなく、相手にしていないのが実情です」と答えたとのこと。
直接の謝罪を受け入れて、そこで説教の一つもすれば、それなりの愛情を持って後輩に接して、和解を受け入れたということになるという。確かにそうなのだろう。だからこそ、その余地すら残さないというのは、相当に強い怒りの感情なのだろうか。
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